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"考えない"とはどういうことか?

会食恐怖症、嘔吐恐怖症、パニック発作とか、
精神的な病ならなんでも当てはまる話だと思う。

①症状が出る条件(友達と食事行く、電車に乗るなど)
②病気・症状について考える

この両方が揃うことで症状が出るはず。

そして、
「②病気・症状について考える」の部分が変わったから、精神的な病が治った(症状が出なくなった)人が実際にいるのだと思う。


治った人が「①症状が出る条件」にいる時、
どんな状態なのか?頭の中はどうなっているのか?

もはや病気・症状について"考えていない"のだと思う。

✅では、"考えない"とはどういうことか?

例えば、「カレーについて"考えないようにしよう"」とすると、「逆にカレーについて考えてしまう」。
考えないようにすればするほど、考えてしまう。
人間あるある。

✅どうすれば"考えない"ことができるのか?

1つは、完全に忘れている状態。 
もう1つは、病気に意識が向いていない状態。

✅病気に意識が向いていない状態について

例えば、会食恐怖症だけど、会話に夢中になってたら食べられたみたいな経験がある人は多いと思う。
それは、会話に意識が向いていて、病気に意識が向いていないから。

✅つまり、「病気に意識が向いていない状態」=「他の何かに意識が向いている状態」のことではないか?

他のことに意識が向いていれば、「②病気・症状について考える」ことはなくなる。

これって、瞑想とかマインドフルネスとか今こことか、そういう話に繋がってくるのかな?
(意識を向けるというのはわかるけど、"受け入れる"という感覚については個人的にまだわかっていない)

実際に症状が出ている時に、その症状から他に意識を向けるようにすることがどれほど有効なのかはまだわからないけど。


これが根本的な治療になるのかはよくわからない。
認知の歪みを修正したわけではないし。


はじめは、「病気に意識が向いているから、他のことに意識を向けよう」と意図的にやらなければいけないけど、
そのうち無意識に(=本当に病気のことを考えていない)できるようになるはず?

無意識にできるようになる

結局、それは完全に忘れている状態と同じだと思う。

まずは、
頭の中で病気について考えてしまっても、意識を他に向けるなどをして、症状が出ないようにする。
病気のことを完全に忘れられてはいない・頭の片隅にはまだ残ってるけど、
それでも大丈夫な状態になる。


最終的には、病気のことなど完全に忘れた状態で生活できるようになる
何かに意識的に意識を向けているわけではかもしれないが、
少なくとも病気のことは完全に忘れている・考えていない(意識を向けていない)状態。

ということかな?

そうなれば、本当に治ったと言えるのかな??

"考えない"ことについて考えてみた。


おまけ

①症状が出る条件と②病気について考える
この2つが揃うと、実際に症状が出る。
これは本当に正しいのか?
例えば、
「私、会食恐怖症です。友達と食事に行って、その時に緊張や不安があって、病気について考えてたら、症状が出てしまいました。」
となるわけだが、
正確には身体(神経伝達物質、ホルモンとか?)が反応しないと、症状は出ないはず。

病気の人は、
①②が揃うだけで、症状が出るように身体が勝手に反応してしまうのか?
病気について考えただけで、症状が出るレベルの身体の反応を起こせるのか?

これが精神的な病気の病気たる所以と言うならば正しいのかもしれないけど、なんとなく納得できない。

神経伝達物質とかホルモンとか色々な栄養素とか、何かはわからないけど身体の方に異常があるのではないか?  
1回病気になっただけで、急に身体がそんなに反応するようになるのか?

専門家ではないので実際に確かめようがないし、それについてネットで調べるのも難しそうだけど。

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