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うつで休職。その後リワークに通った感想2/3【プログラムの内容】
本記事はリワーク関連記事2つ目となります、前回はリワークに通った一連の流れついて書きましたが、今回は具体的なプログラム内容に関してまとめていきます。(前回の記事へのリンクはこの記事の一番下に貼っておきました)
2.プログラムの内容
プログラム(&簡単な内容解説)を書いていますが、私が当時リワークに通っていたときに書いたメモを元にまとめたので、情報には偏りがあると思います。(あと読みにくいと思います...。)ですので、こんなことをやるんだという参考程度に見ていただければと思います。
プログラムは[①講義系、②グループワーク系、③個人作業系、④運動系]に分類してみました。
【①講義系】
◆認知行動療法:
自動思考と呼ばれる考え方のクセがある。
否定的な自動思考が強くなると悪循環に陥る。
一つの考えだけでなく新しい考えを探すことで、悪循環の流れが変わり、気持ちも楽になる。
◆対人関係療法:
他人との境界線を意識する。
折り合いをつける。
お互いの領域を尊重する。
今の自分を認める。
◆アンガーマネジメント:
自分も相手も傷つけない対処の方法。
ストレスを感じたらストレスマネジメントを行う。筋弛緩法など。
コミュニケーションで大事なことは、
・率直に簡潔に伝える
・自分も相手も大切にする
◆メタ認知:
自分の認知について客観視すること。
下記はメタ認知できていない例
例1.メンタルフィルター:小さなマイナス面を探して、それに注目してしまうこと。
例2.過度の一般化:ひとつ悪い出来事があると、「いつもこうだ」などと結論付けてしまうこと。
結論の飛躍に注意。
感情≒事実。
◆森田療法:
元々は神経症治療のために考案された。
病気等の辛いことに集中しすぎている注意を、前向きな欲求の実現に向ける。
◆アサーション:
自分も相手も大切にした自己表現。
勝ち負けではなく、対等な話し合いによって問題解決を目指す。
◆フォーカシング:
体で感じた感覚から気持ちに気付くこと。
◆ソーシャルスキルトレーニング
仕事等におけるやり取りの練習。頼みごとや断ることなど、言いにくいことを言う練習。
◆マインドフルネス:
今この瞬間に注意を向け、評価せず、とらわれのない状態でいること。
うつ病の再発予防に効果があると言われている。
【②グループワーク系】
◆コンセンサスゲーム:
多数決なしでグループの意見を一致させるゲーム。
例えば…
・世界遺産の多い国ランキング
・将来就きたい職業のランキング
といったものをメンバーたちで話し合ってまとめる。多数決で決着をつけられないという縛りは結構大変で、かなり疲れた記憶があります。
◆グループディスカッション的なもの:
曖昧なテーマに対して、チームで話し合って自分たちの意見をまとめ発表する。就活で取り入れている企業もありますね。これもかなり疲れますね。みんな疲れるのではないでしょうか。
◆職業経験に関するディスカッション(インタビュー)
施設利用者同士でお互いの職業経験について聞き取りし合う。客観的に見た自分のキャリアの強みを知れるというメリットがある。
【③個人作業系】
◆コラージュ:
雑誌の写真やイラストを切り貼りして作るアート。
コラージュ療法というものもあるらしい。
◆生け花:
花は綺麗なので癒し効果がありそう。
◆資格・検定の勉強:
英検、漢検、ビジネスマナー検定といった検定の勉強をする。実際に資格の検定を受けるわけではない。
◆脳トレ的なもの:
間違い探しみたいなものをやる。
◆読書:
読書をして要約や感想を発表する。
◆新聞を読む:
興味のある記事を探して要約や感想を書き、発表する。
◆プレゼンの練習:
お題を元にパワーポイントでスライドを作り、発表する。
◆パソコン作業:
Excelの表計算等をマニュアルを元に行う。
【④運動系】
◆バドミントン
◆ウォーキング
◆ヨガ
◆ストレッチ
こんな感じで結構色々なプログラムに取り組みました。
今回は以上です。
次回はリワーク全体を振り返ってのまとめ的な記事になります。
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