メディアが取材したがるテーマとは
おはようございます。
今日もご覧いただきありがとうございます。
本日のテーマは、プレスリリース対策のヒントを書かせていただきます。
良かったら最後までご覧くださいね。
★メディアが探しているニュースとは
私はごくごく平凡な小売店の店主です。
そんな凡人の私でも何回もメディアに紹介してもらう事ができました。
紹介され続けているうちにメディアが探しているテーマはどういうものなのか?という事がある程度わかったのでその中のいくつかを分析してみます。
まず真っ先に思い浮かぶのが、事故や事件です。
これはネガティブなテーマなので、プレスリリースとは関係がないという事で、今回はのぞかせていただきます。
1・珍しい・新しい
珍しいとは、めったに起きない現象・他とは違い目新しいという意味です。新しいもこの中に含まれますので、同列と思ってください。
唯一無二も含まれますが唯一無二は、それしかないという事なので、この辺は考えなくても良いでしょう。
それでは事例を出してみます。
★人面魚
以前人面魚という鯉が大きなニュースになったことがありましたが覚えておりますでしょうか?
鯉の頭周辺の模様が、人の顔に見えるというものです。
発見した方がプレスリリースをしたのかどうかは分かりませんが、今までになかった発見だったので大きなニュースになりました。
このニュースは、あっという間に世間の話題にもなりましたので、新しい、珍しい話として多くのメディアが取り上げたわけです。
実際には昔からこのような鯉は存在していたと思いますが、誰かがこの模様に気が付き、人面魚として話題にしたためにメディアは注目したわけです。
その記事を見た視聴者が大騒ぎし、更にメディアが色々な場所に取材に行きました。
この事例からも分かるように、今まで存在していたものでも、見方を変えたことにより多くの方が珍しいと感じたわけなので、取材対象となったのです。
ですから、普段何気なく存在しているものでも取材対象になりえるので、視点を変えて物事を見る癖をつけることが出来るようになれば、プレスリリースの障壁も低くなると思います。
では、私の事例を1つ紹介します。
★小冊子が取材対象に
私が最初にメディアに紹介されたのは、「失敗しない学生服の選び方」という小冊子でした。
「学生服はどこで購入しても同じでしょ!」という声が多かったので、正確な情報を知らせた方が良いのではという事で、この小冊子を作ろうと思ったのです。
つまり、間違った情報が多くの方に伝わっていた為に、このままでは後悔する方が多く出てきてしまうのではと危惧したのがきっかけです。
ただ、作っただけでは多くの方に伝わりません。そこでメディアの力を借りようと思ったのです。
このような小冊子は他では見たことがなかったので、珍しい・新しいという条件に当てはまります。
内容は、60ページ以上あったので、すべてプレスリリースに書くわけにはいきません。その為小冊子とともにメディアに郵送させていただきました。
内容を読んで頂いた記者が賛同して頂き、記事として書いていただいたわけです。図書館からも小冊子の寄贈依頼が来たのですが、図書館は新聞記事を見ただけで私に連絡が来たのです。
新聞記事というのは
それだけ多くの方が信用するという事が分かった出来事でした。
地元記者が知らない事例もプレスリリースすると取り上げてくれる場合があります。
★地元以外での表彰事例
私の兄が理事長をやっている太極拳普及協会という団体があります。
だいぶ前の話ですが
九州で行われた全国大会で、団体競技の部で兄が率いたチームが優勝いたしました。
地元九州の新聞では大きく取り上げられたのですが、静岡のメディアはそれを知らないので、当然取り上げません。
そこで私が
兄にプレスリリースしたら取り上げてくれるかも・・・と提案して
私が原案を考えメディア各社に出したところ、地元大手の新聞社が大きく取り上げてくれました。
つまり、自分たちの中では大きなニュースでも、メディアは知らなければ取り上げる事はないのです。
もしそんな事例があったら、とりあえずプレスリリースを出すことをお勧めいたします。
2・人の役に立つ
一番わかりやすいのは、今まで多くの方が困っていたことを解決できるものが開発されたというニュースです。
特にその開発されたものが、今までなかったものでしたらメディアは注目しニュースにします。
たとえば、かかとの付いていないサンダルが大ブームになった事がありましたが、このサンダルもダイエットと関連があるという事で、ブームとなりメディアが注目したわけです。
一般的には、何かを売り込むためのプレスリリースはほとんどが没になります。メディアは宣伝のためにニュースにするわけではないからです。
しかし、すでに多くの方に売れている、又は為になっているという商品に関しては例外となり、メディアはこぞってニュースにします。
多くの実績を残して、多くの方の為になっている商品でしたらプレスリリースをする価値があるという事になります。
先ほどの私が作った小冊子も
人の為になるという判断をして頂いたのかもしれません。
3・社会情勢にマッチしている
最近の事例ですと、コロナ関連のプレスリリースはとても取り上げやすいニュースだったと思います。
私自身もコロナ関係のプレスリリースを出したら多くのメディアからたくさんの取材依頼がありました。
コロナ禍は多くの国民が色々な面で苦しみましたので、その課題解決のためのニュースでしたら、ほんの些細な事でもニュースになったくらいです。
ですから今日本の中で多くの方が困っている事に視点を向けて物事を関連付ければニュースになるわけです。
だいぶ前の話になりますが、飲酒運転が大きな社会問題になったことがありました。この社会現象をある居酒屋さんは逆手にとりました。
車で来店された方のキーを預かり、飲酒した方には代行運転を頼まなければキーは返さないという方法をとったのです。
非常に珍しい居酒屋さんという事でニュースになりました。
このように、今起こっている社会現象に結び付くようなテーマのニュースは、メディアは好んで取材します。
今の社会現象はどんなことなのか?そこに関連付けることが出来るニュースを作り出すことはできないのか?
この辺に
アンテナを張っていれば、色々と思い浮かぶものが出てくるはずです。
まだいくつかお伝えしたいことはありますが、続きは明日書かせていただきますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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