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超重量級超低粘度油性ボールペン アンテリック BP2

買った油性ボールペンが面白すぎたから紹介するぜ
紹介するのはアンテリックってブランドのBP2。

アンテリックは日本の新興文房具メーカー。安心のメイドインジャパン。
ブランド名はアンティークとテクニックの造語で、古き良きデザインと最新技術を組み合わせたペンを作ることがコンセプトみたい。


BP2は定価が1500円の高級油性ボールペン。試験管に入ってるパッケージから抜群の珍品感。

ヘンテコ試験管パッケージ



見た目はビックのクリックゴールドみたいなレトロさがあるけど、真鍮削り出しの下軸がとにかく重い。ペンの重量は26g。上はプラ軸、下は真鍮だから重心はかなり下にある。製図用シャープ並みの低重心。
中のインクはマッハボールインクの0.5mm。おそらくコクヨの低粘度油性インクだと思う。このインクがジェットストリームとかアクロボールよりはるかに滑らかで、ペン先が滑るくらいの滑らかさ。ボール径0.5mmでだいぶ細いのに、ペンの角度を浅くしても紙をガリガリ削る感覚が少ないのもいい。滑らかでガリガリしないから書き心地はいい。ただ、ダマのできやすいインクではある。
ペンの重さとインクの滑らかさのおかげで、油性なのに水性ボールペンのようにスラスラ書けてしまうのが驚き。筆圧ゼロでも書ける。すごく書きやすい。
軸の太さは多少細いけど、パーカーのジョッターほど細くない。一般的なレベルの太さ。

デザインは割と真っ当にオシャレなのに、性能はめちゃくちゃ極端。
一言で表すなら「レトロな超重量級超低粘度油性」
かなりのキワモノなのに書き心地はいい。
BP2はアンテリックのコンセプトを体現してる名ボールペンだと思う。

ブランドロゴがかっこいい。未来の旅行会社のロゴみたい。

最後にアンテリックのホームページを貼っておく。

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