憑くこと -〈歴史の天使〉から〈不能の父〉へ-
私には内省的でありかつ固定点として中心化されたような深遠な問いがこの私の属する種あるいはより広く世界または存在において、超越的に時を隔てて存在するかのようにそしてその問い自体が現れる空間としての声を導いたものに対する無限に後退する遡行によってもなお、私はそのような漠然としたものに常に支えられてきた感覚があるしそれによって生への活力を吊り支えられてきたと思っている。この感覚は中心化されていると形容するにも関わらず他の誰かと完全に共有できるようなものなのか(そもそもそれを問うよう