伊上 申
ヴァニタスを読みやすい順に
日常のお料理、朝食から夕食、または間食まで自由気ままに載せていきます。
『勇者のお仕事』を読みやすい順に
見やすいように
投稿している作品の紹介です
常々思うことがありまして。『私という一個体の生き物は、一個体の人であるのか?』ということ。私は、人間なのだろうか?と、いつも疑問に思う。
プロローグ 「…貴様等。これはどう言うつもりだ?」 シンは低く呟いた。辺りには誰もいない。 真っ暗な空間が広がっているだけだった。 『――頼み事がある』 何も無い空間に【声】が響く。 「頼み事?」 鸚鵡(おうむ)返しに聞くシンの片眉が怪訝そうに跳ね上がる。 『――そう』 【声】は頷いたように聞こえた。 『――ある世界を、お前の力で救って欲しい』 「……」 シンは真っ暗な空間の中、黙って虚空を見ている。 『…特殊な力を使い悪しき行いを繰り返す
【用語一覧&説明、解説】 ヴァニタスに出てくる用語などの説明や解説です。物語が進むたびに更新していきます。まだ初期段階なので修正等も含みます。 【時空間転移】 能力の中では高度なもの。主にシンが使える。その場にいる時間と空間を移り変える。特定の人物をそのままで空間(場所)だけを瞬間に自身の任意の空間に瞬間移動させる、またはする。時間だけはそのままで空間そのものを変えるので時間も操作している事になる為『時空間』となる。 【サイコキネシス (念動力)】 『念』により物体
登場人物 『シン』 主人公。その実態は、まだ明らかにされてはいない。 『御堂筋美琴(みどうすじみこと)』 シンの相棒。シンより2つ歳下で25歳。伊神家の分家であり、伊神進とは遠い親戚にあたる。超能力は、ある程度の予知能力を持ち、それを活かしてタロット占いが出来る。御堂筋家という、有名な財閥のお嬢様だが、本人はある出版社の記者をしている。 『天藤真人(てんどうまさと)』 人でありながら、あらゆる超能力を制限なし【フリー】に使えるが、それで人を殺す事は出来ない。フリー
『人助けも悪くない』 そこはエスパー(超能力者)達がいる世界。しかし誰もが使える訳ではなく、力を使って悪事を働く組織と、組織壊滅を極秘裏に行う『始末屋』が存在する。 始末屋として、シンが仲間達と協力しつつ悪しきエスパー達を退治すると言う、現代のサイコホラーなファンタジー。
定番(?)の卵かけ御飯にスティック野菜。 朝は簡単なのが1番いい。
昨日のうどんのつゆ、スティック野菜、食パンクリームチーズのせ だけど! 食パンだけ旦那に取られた! まあいいけど。
昨日、定年退職されたおばちゃんにいただいたカシューナッツと共にチーズとサラミいただきます! ……こんな時間に食べたらダメなんだろうけど、ナッツうまいんだよ!
今日の夕飯は少し手を抜いた。 うどん(市販のやつ) 水5、昆布つゆ(市販)1、えのき、舞茸、しめじ、白菜、ワカメ(乾燥タイプ)、長ネギ ご飯とサラダ。 スープ系が好きということは汁物系も好きです。
昨日の夕飯です〜 ご飯、ハンバーグ(冷凍の)、トマトスープにサラダ。 スープ系好きなんですよね。
26話 ウルーガ2 「ジャスティスお前……あの幻の森 (ファントムフォレスト)を通ってきたのか?!」 ジャスティスの話を聞いたウルーガは驚いたように目を丸くした。 「は、はい……。なんか本当に幻(まぼろし)でも見ているかのようでした」 「そうか……」 ウルーガは少し俯いて何かを考えるように顎に手をあてた。ジャスティスを上目遣いでちろりと見上げ、 「母に聞いた話だが」 前置きするように言うとジャスティスは続きを促すようにウルーガを見た。 「まだドラゴンがいた時代
25話 ウルーガ1 「この森……ドラゴンの聖域だった。けど悪い奴らに侵された。父も母も亡くなった……」 緑髪の男はそこまで言うとジャスティスを真顔で見る。 「お前、俺を助けてくれた。だから俺、お前についてく」 「……つ、『ついてく』って」 ジャスティスは困惑してしまう。 「あ、あの……僕多分、この地から離れなくちゃいけなく、なると思うんですけど……。それでもあなたの事、放っておけなくて……すみません、後先考えずにこんな風になっちゃったんですけど……」 しど
緑の空や青い雲があったっていいじゃないか。
24話 無意識な救済3 「小僧ッ、それで守ったつもりか?!」 鼻で笑う山賊A。 「…悪いのは、先に得物(えもの)を手にしたあなた方ですよね?」 低く言うジャスティス。剣はまだ抜かない。 「言うじゃねぇかッ! 小僧から先に殺(や)ってやるよ!」 山賊Aが切っ先を向け突進してくる。それと同時に左右から山賊CとBも剣を振り上げてきた。 ジャスティスはようやく双剣を抜き、山賊達の太刀筋を二つの短剣で受け止める。 ――ギイィィン……ッ! 鈍い金属音が辺りに
勇者のお仕事一巻、五章目ですが、少し長いです。七章で一巻は完結します。
23話 無意識な救済2 「おいっ、アレはどこにあるっ!?」 しばらく歩くと前方から恫喝(どうかつ)にも似た声が響く。 ジャスティスがそちらを見ると、木々が茂る森の中に一軒の小屋がありその入り口付近で何やら揉め事を起こしている数人の人だかり。 「この近くにあるはずだ!」 「早く場所を吐きやがれっ」 旅人だろうか、三人の男達が一人の男 (二メートルくらいある巨体)を囲み何やら口々に喚いている。 喧嘩しているのかな? ジャスティスは一瞬そう思ったが、見る限