職場での共創力を高める11の習慣
〜11月19日 19:00
はじめに
本書は、職場のコミュニケーションでの11の心がけを紹介する本です。
この11の心がけは、職場での共創力を高める心がけです。
私の「コミュニケーション研修講師としてのキャリア38年の気づき」のまとめです。
事業活動の目的(=組織の目的)は全従業員がベクトルを合わせ、共創によってお客様に選ばれるコトや物をつくり続けていくことです。
「ベクトル合わせ」と「共創」の手段はコミュニケーションです。
組織にはいろいろな知識や知恵、技術・技能を持った人がいます。
これが組織の凄さです。
組織力強化のカギは、従業員の共創のコミュ力(=共創力)にあると言えます。
共創のコミュ力は、組織人にとって必須かつ重要な能力です。
ちなみに、この11の心がけを全従業員が習慣化すれば職場はより活性化するはずです。
内容は、文章とイラストで紹介しています。
お読みになると、「なんだあたり前じゃない」と思われるものです。
大事なことは、「あたり前の習慣化」です。
なお、本書の内容は「職場での共創力を高める11の習慣【動画付き】」と同じです。
本書が、あなたのビジネス・パフォーマンスのサポーターとしてお役に立てれば幸いです。
田中義樹
1 相手や周囲のモチベーションを上げる「あいさつ」をする
良好な関係づくりや場づくりの第一歩は、感じのよいあいさつです。
あいさつは、相手に対してよいイメージ、よい思い込みをつくるとても大事要素です。
あいさつの良否が人間関係づくりや場づくりに大きく影響します。
好感度の高いあいさつには、次のことを心がけるようにします。
①あいさつでの声と顔の表情を自分の気分がよくなるレベルにする
②相手や周囲(周囲の中心)にあいさつ言葉の語尾まで体と目線を向ける
③おじぎはあいさつ言葉を言った後に行う
ちなみに、あいさつでの声と顔の表情を自分の気分がよくなるレベルにすると、自然と自身のモチベーションも上がってきます。
加えて、動作もそのようにすれば、よりその効果は高まります。
当然、相手や周囲のモチベーションも上がります。
感情コミュニケーションは伝染します。
2 「ありがとう」の気持ちを素直に伝える
日常の職場においては、誰もが感謝の気持ちを抱く場面を何度も経験しているはずです。
その際には、「ありがとう」「ありがとうございます」といった気持ちを素直に表現するようにします。
「ありがとう」「ありがとうございます」という言葉は、お互いの気分をよくしてくれる言葉です。
「またその人のために何かをしてあげよう」という気持ちを生む言葉です。
感謝の言葉の多い職場は元気です。
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10月20日 19:00 〜 11月19日 19:00
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