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4日後に知り合いに緑茶の飲み比べをする~玉緑茶って?~

こんにんちは、はんかちです。
記事の説明って入れたほうがいいかもと思って入れました!下記説明です。
今回の記事は12/7クリスマス会に向けての記事です。
緑茶飲み比べ当日緊張感MAXを少しでも緩和し、なおかつはんかちの茶の知識レベルがアップすることを目的に書いています。

前回は会話のネタ作りをしました。はんかちは初対面や関係が深まっていない方に、毎回緊張しつつ会話ネタを作ってこなかった自分へ後悔することが多いので、ネタを作ってレベルアップできて良かったです。


緑茶のひとつ、玉緑茶って?

玉緑茶は煎茶専門店さんでおすすめされた、
長崎県の「まるせい酒井製茶」さんで買った、飲み比べセットの一つです。

HPから引用した玉緑茶の説明です。

蒸し製玉緑茶
煎茶が細長い針状の形をしているのに対して、まが玉のような形状をしているのが特徴で、「ムシグリ」、「ぐり茶」などとも呼ばれます。煎茶との違いを簡単に言えば、形を整えない代わりに特殊な乾燥工程を設けているということになりますが、それによって渋みが抑えられ、まろやかな味わいとなります。主に九州北部から中部でつくられており、全国的には希少な茶葉です。

有限会社まるせい酒井製茶 ABOUT TEA 蒸し製玉緑茶から引用

玉緑茶(たまりょくちゃ)
荒茶製造工程の途中までは煎茶と変わりませんが、精揉(最後に形を細長くまっすぐに整える)工程がなく、回転するドラムに茶葉を入れ熱風を通して茶葉を乾燥するため、撚れておらず、丸いぐりっとした形状に仕上がったお茶のことを「玉緑茶」と呼びます。「ムシグリ」「ぐり茶」とも呼ばれることもあります。
渋みが少なく、まろやかな味わいが特徴です。九州北部から中部でつくられ、佐賀の嬉野が代表的な産地です

お茶百科 お茶の種類 玉緑茶・釜伸び茶・釜炒り玉緑茶 から引用

自分ずっと「ぎょくりょくちゃ」って読んでいました。
今回記事を書いて間違いが修正できてよかったです!!
そして、茶葉が違う以外他のお茶との違いをわかっていませんでした。
精揉って作業がないことや、回転ドラムにいれてるから茶葉が丸いのかと納得しました。じゃあ、煎茶は回転ドラムじゃなくどうするんだって気になりますが、それは別の機会に学びたいと思います。
気になる方は下記をどうぞ。

お茶百科 お茶の種類 玉緑茶・釜伸び茶・釜炒り玉緑茶 から引用

茶葉を見比べてみる

実は上の記事で、まるせい酒井製茶さんの玉緑茶飲み比べセットの特上を飲んだ感想を書いていました。

実際に飲んだ蒸し製玉緑茶の茶葉の写真 
煎茶の茶葉のほうがまっすぐしている

回転ドラムに入れて熱風をかけて乾燥するので、ゆるく曲がっている感じですね。煎茶はまっすぐになるよう工程がはいるので、まっすぐな茶葉ですね。はままつ茶プラスで手揉み製茶の実演を見たのですが、案外絡まりそうな茶葉の塊を自然に茶葉それぞれがまっすぐになるように分けるので、力加減とか職人技なんだろうなって思いました。

なんで九州しかないのか?

蒸し製玉緑茶(ぐり茶)は1925年、ロシアへ輸出するために発明されたお茶でした。
その背景には1893年以降、釜炒り茶の製造が全国的に取締の対象となっていたからでした。しかしロシアでは中国製釜炒り茶が需要の中心であったため、その嗜好に合わせた釜炒り風の蒸し製緑茶「ぐり茶」が開発されたのでした。
玉緑茶の生産は、その後急増し、1930年代後半には1万トンを超えるほどでした。
生産地域としては、静岡県がダントツに多く、1930年代の蒸し製玉緑茶の80%が静岡で生産されていました。

その後、第2次世界大戦で蒸し製玉緑茶の生産量は激減しますが、戦後復活し、1954年には再び1万トンを超える生産量となります。そのほとんどが輸出されていましたが、1960年代に入り、日本の高度経済成長により、お茶の輸出は激減し、静岡での蒸し製玉緑茶(ぐり茶)の生産は激減し、静岡ではほとんど生産されなくなりました。

しかし九州での蒸し製玉緑茶の生産はその後も成長し、1980年代には5000トンを超え、ピークを迎えます。

そして現在では、蒸し製玉緑茶は年間1700トン程度が全国で生産されており、全国の茶生産量の2%程度を占めています。

長崎いけきど ブログ 2020年1月9日 玉緑茶について から引用

静岡でも生産されていたけど、高度経済成長を期にお茶の輸出が激減し静岡では需要が無くなって作られなくなったんですね。そう思うと、玉緑茶を作っている製茶屋さんは貴重ですね。

玉緑茶の味は?

玉緑茶の味は、お茶=渋い、苦いの方には衝撃的な味だと思います。
自分が飲んだ玉緑茶は甘み、うまみが結構くるので最初びっくりして、美味しさが正直うまく伝わっていませんでした。

しかし、それが飲み慣れるとだんだんと恋しくなってくるのです。

印象的なのは、夏に飲んだまるせい酒井製茶さんの玉緑茶ティーパックで作った冷茶です。お茶のうまみがしっかりと伝わり、ゆたかな味わいのお茶がしっかり出していました。
1個のティーパックにたっぷりと茶葉が入っており、1個のティーパックに水を継ぎ足しし、3煎以上飲みました。
知り合いにその玉緑茶の冷茶をお出しすることがあって、その方は次回来訪されたときも「美味しいお茶だったのでありますか?」とお話しされたほどでした。

玉緑茶は飲んでもらいたいお茶

個性派で希少で、美味しいお茶であることはこれで説明できると思います。

お茶を美味しく淹れられるかという不安も、まるせい酒井製茶さんのパッケージにお茶を淹れるときこれがいいよって方法が印字されてたり、HPでも詳しく載っているのでお茶初心者さんの自分にはぴったりでした。
これなら本番でしか淹れることができなくてもおおかた大丈夫でしょう。

緑茶が残り3種類ありますが、1日1種類では間に合わないので、明日は残りすべてをあげれるよう、ちょこちょこ書いていきたいと思います。

はんかちのステータス

茶の知識レベル1→知識レベル2
会話の広がりレベル3→広がりレベル4
へレベルアップしました。

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