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バンコクで釣りレッスン      (ボープロイフィシングパーク)

 サワディークラップ、プラーです。
日本は秋の気配が深まってくる時期ですね。タイは雨季の終わりで毎日どえれーぐらいの雨が降っています。これが過ぎれば、1年で一番快適な乾季が来ます。なぜかこの季節の変わり目が一番私の中では好きな時期です。

 さて、今日はタイ王国釣堀応援協会の活動の一環で、ご近所の子どもさんをローカルな釣り堀に連れて行って、『Mr.プラーの釣りレッスン』をしてきました。釣りを通して、タイの自然を子どもにも感じてもらい、またタイの釣り堀にもお金を還元していこうという趣旨でやっています。

こどもたちを連れて行ったのは、ここ。
ボープロイフィシングパーク(日本語に訳すと、プロイさんの釣り堀)。
メイン通りからは少し奥まっていて、普通では通らないところにあります。よく「どうやって見つけたの?」と聞かれるんですが、Googleマップの航空写真地図で池のある場所を見つけて、そこがどんな場所か調べるようにして、発見しました。たぶん普通の日本人はあまり来ない釣り堀です。

こんな感じの釣り堀で。参加した子供は熱心に聞いてくれました。

 ここはガジュマルの大きな木があり、その木陰で釣りをしたりする「ノンビリスタイル」。池も2面あり、それぞれで若干違う種類の魚がいるので、釣り応えはバッチリ。日差しは暑いですが、風が良く通るのでなかなか快適でした。
 釣りレッスン自体は至ってシンプルで、釣り具の説明や注意すべきことを伝えたら、あとは実践あるのみ。すぐに釣れる子、なかなか釣れない子、色々ですが、できるだけ自分の力でやってもらうようにしています。
レッスン方針は「釣り方は教えるが、魚を釣ってはあげない。それぞれ自分の知恵、力をすべて活用してチャレンジしてもらう。諦めなければいつかは釣れる。」こんな感じでやっています。ちょっと不親切だなと思う気持ちはありますが、教育とは挑戦する環境を与えてあげることかなと考えているので、しばらくはこのスタイルでやっていこうと思っています。

参加者の写真。親子でも楽しんでくれていました。

あと今回、この場所を選んだ最大の理由は、釣った魚をその場で調理して、食べさせてくれる点です。釣った後、その魚を食べてもらい、見た目だけでなく、味も知ってもらいたいという思いからです。
食べることは生きること。このことも私の中では大事にしています。

唐揚げとトム・ヤン・プラーにしてもらいました。

自分のしたいことができて、幸せを感じる今日この頃でした。

『釣り証明書』誰も求めていないですが、自分としてはこういうのを作りたいんです。

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Mr.プラー
サポートありがとうございます。いただいたサポートは、次回以降の活動費にさせていただきます!変わった料理や見たことのない魚を探す資金となります。

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