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花の歴史と時の彩り展~花史・花彩・花響~東神楽町図書館ホール展示
前身の「花の歴史と時の彩り展」から出店作品、アーティストを増やし、会場を東神楽町図書館の展示ホールに移して、9/3~9/26の期間で開催しました。
【東神楽町図書館展示ホール】
旧メモリアルホールという愛称の図書館の展示ホールは、円柱形の吹き抜けとなっています。企画から設営、開催と一通りやってみてわかったのは
・1階から720度⇧の角度で作品を眺められる(グルーっと見渡し可能!)
・置物、掲示物、吊下げもの等バリエーション豊富に展開できる
・そこそこ広いので、動線を変えることも可能
・展示物によってホールのイメージが大きく変えられる
・空間デザインも可能
といったこと。
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2階の回廊は壁一面にピクチャーレールとワイヤー、ピンを壁打ちできるの絵画やフォトパネルを展示するにはもってこいです。(ワイヤーの保管状況が悪く、設営の際参加者さんには大変ご苦労をおかけしました)
【花の歴史と時の彩り展~花史・花彩・花響~】開催のきっかけ
なぜこの図書館ホールで展示することになったか。
図書館職員さんから、「ホール未使用期間を解消したい」といったご相談からでした。
『なかなか使用率が上がらない』というお悩み。
『そこには何が課題となっているのか』。
展示開催の打合せを重ねていくうちに、「みえてきた課題」がありました。
そして、担当者の目指す「ありたい姿」も輪郭をもちはじめていました。
前身の「花の歴史と時の彩り展」(東神楽町複合庁舎1階)のきっかけは
「自分たちの活動を知ってもらうための展示や発表をする場がないんです」
といった町民の方からのお話があったから。
このロングラン展示は終わってみると、開催全期間(5/20~8/20・9/3~9/26)で町内外・道内外の通算700名強の方にご覧いただきました。
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右:2階回廊エントランス
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課題がみえたとき、解決策は?とすぐに答えを探しがち。
ひとりでは答えが出ず、深く悩みの沼にはまることもしばしば…。
でも、本人にとって「課題」と思うことは、他の人にとってはそうでもなかったり、解決のきっかけは他の人がもっていることもあるということを、今回の展示を通して強く感じています。
今回のように、色々なヒトやモノ、コトをつないでいくと「思いもよらない化学反応がおきる」ということに手ごたえとやりがいをも感じ始めています。これは地域おこし協力隊としての立場だからこそなのかもしれません。
【地域おこし協力隊の役割】
私が東神楽町地域おこし協力隊応募した時のコンセプトは
「子育て世代とともに学び、デジタルスキルを身につける」というものでした。
活動を始めてみると、東神楽町のヒトと関わりを持ち、そこにある課題や資源を町民とともに見出し、解決や活性化に必要なデジタルスキルの学びを進めていくという抽象的な業務と感じることが多くありました。
明確な手ごたえがない形で業務をすすめていく修行のような1年目。
関わったものすべての深掘りがすすんできた2年目。
地域おこし協力隊としての本質にたどり着けそうな今。
任期終了後を見据えた活動を模索する3年目が始まろうとしています。
フリーミッションであったがゆえに、たどりついた本質。
これを見出すことができたことは、町民・役場・企業…などすべてのものと中立的立場にあったからで、その役割にやりがいを感じながら3年目の活動設計をしているところです。