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【R4第5回「開拓者の時間」】合意形成と多様性

 福島県立安積高等学校では、令和4年度入学生より、履修する総単位数を1時間減じて、週に1時間の頻度で「開拓者の時間」という特色ある時間を時間割に設定してます。

 第5回は令和4年5月19日に、本校教頭により体育館において実施されました。内容は、ワークショップ「合意形成と多様性の大切さ」雪山遭難課題という有名な思考実験で、④の思考法(ジレンマの状況下での合意形成)に関する能力の育成が目的のいわゆるコンセンサスゲームです。

コンセンサスゲームにチャレンジする生徒

 1チーム5人程度のグループに分かれ、もし、雪山で遭難した時に、確実に生きのびるために10個のアイテムの中から何を選ぶかについて、その優先順位と理由を考え、チームの意見をまとめます。その後、専門家の模範解答と比べ、点数を競いました。
 個人個人がもつ基本情報の違い、解釈の違い、目的の違い、価値観の違いにより、合意形成を難しくしていること、そしてお互いの差異や特性の違い、多様性を受容する大切さを身をもって体験しました。

必要性の順位をグループで議論しながら考える生徒

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