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読書記録(7)最強脳ーもっと幸せな自分になる

コロナ禍で自宅時間が大幅に増えて、大人も子供もスマホやパソコン、ゲームにSNSに費やす時間が増えていると昨今のニュースで大きく取り上げられています。

欧米では運動不足、睡眠不足が原因となってうつになる児童や若者が増加して社会問題となっています。

そんな心の病を引き起こすスマホから遠ざけ、毎日を取り戻すベストセラー「スマホ脳」の著者アンデシュ・ハンセンの「最強脳」についてご紹介していこうと思います。
それでは、参りましょう!どうぞ。

脳内物質の作用
脳には「ご褒美」をくれるシステムがあるのはご存知でしょうか?脳内細胞の間で伝達する物質が何種類かあり、その中の一つが「ドーパミン」です。他にも「セロトニン受容体「ノルアドレナリン」「エンドルフィン」などの化学物質が挙げられます。

ご褒美の過剰摂取
ネットが普及した昨今、無駄とは分かっていてもついついやってしまうのがスマホやSNSです。
他にも本当にやりたいことがあるのに後回しにしてしまうのは、いいね!がつくたびにドーパミンのご褒美が貰えてしまうのです。
現代では1時間のうちに細かいスパンで何万回もの小さなご褒美をくれるSNS

SNS<運動
運動の後にもらえるドーパミンの方が、スマホからのいいねよりも多くのドーパミンを分泌すると研究で明らかになっています。

人は大昔、狩りをしないといけていけない動物でしたから、ご褒美は狩った獲物だったのです。

食べ物を探したり、狩りをしたり、もっといい住処を見つけようと移動したりするためには体を動かすのが第一条件。

そのため、「いいことをした!」とご褒美をくれるよう人類は進化してきました。

その遺伝子レベルにまで刻まれているシステムが先程も言った通り、短い時間で何回もご褒美を得られるSNSに適応すると言うのも無理な話なのです。

幸せになるために
特に理由はないのに何となく気持ちが暗くなる状態が長く続くことを筆者はうつと呼んでいます。
うつになると、何もかも最悪で無意味にしか思えず、毎日がどんどん辛くなります。そうすると、それまで好きだったことにもやる意味がないように思えて負のスパイラルに陥ってしまいます。
しかし、筆者はうつにも運動やエクササイズが効果的とのことなので徐々にではありますが、取り入れていきたいですね。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はアンデシュ・ハンセンの「最強脳」についてお伝えさせていただきました。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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