味噌煮込みうどんを食べる
お土産にもらう
初めて味噌煮込みうどんを食べました。
これまでもメニューに味噌煮込みうどんがあるお店に行ったことはあるのですが、勝手に「すき焼きのように甘ったるくて食べ飽きそう」と思い込んでおり、食わず嫌いをしていました。
それではなぜ食べることになったのかというと、お土産で貰ったからです。味噌煮込みうどんの本場・名古屋では老舗だという山本屋のお土産用セットでした。2人前の麺と鰹出汁のパック、そしてあじ味噌という調味料の3点セットです。
通販も積極的にしているようなのでリンクを貼ります。
ご興味のある方は是非ご覧ください。
調理してみる
実はお土産をもらったのは結構前のことです。
お昼ご飯に何かないかと食料品のある棚を漁ると味噌煮込みうどんを発見し、賞味期限が少し過ぎてしまっていたので急いで作ることにした次第です。
具は葱、油揚げ、しめじ茸、豚バラ肉です。
1人前で580mlの水を沸騰させ、そこに麺を投入し、5分間茹でます。
次に付属品の鰹出汁パックを入れ、また5分茹でます。
そして、出汁パックを取り除き、具を投入して、さらに2〜3分茹でたら完成です。計15〜20分ほどの調理時間でした。
油揚げの油抜きが面倒臭いですが、それ以外は特に苦労しません。
調理法はかなり簡単な部類です。
いざ食す
汁はかなり濃い茶色をしており、味も同様に濃いものなのかなと想像していました。
しかし、一口食べてみたところ旨味は強いものの、砂糖や味醂の甘みを感じません。かと言って、水を何杯もおかわりしなければならないほど塩辛いわけでもないです。
率直に言ってとても美味しいものです。
最近の味噌は何故か甘味の強いものが多く、味噌煮込みうどんも甘いものだと誤解をしていましたが、そんなことはないようです。
また、麺にも驚きがありました。
12、3分茹でたにもかかわらず、かなり硬めです。しかし生煮えということでもありません。讃岐うどんのような弾力性と伸展性はありませんが、歯ごたえがあり、小麦の風味もよく感じられます。
煮込みという調理法から、クタクタになった麺を啜る料理かと思っていましたが、これまた誤解していたようです。
うどんは歯触り、舌触り、喉越しといった食感を楽しむものかと思っていましたが、しっかりと噛んで味わうことでこれほど素材の味を感じることもあるのかと思いました。
なぜ茹で上げ後の麺が硬いままなのか調べてみました。
味噌煮込みうどんの麺は塩を使わずに作るというのが答えのようです。
一般的にうどん麺は、小麦粉(中力一等粉)、水、食塩が原料です。塩を使うのにはいくつかの理由がありますが、主なものとして、塩がグルテンの弾力性、伸展性を強めるというものがあります。
塩を使わずに作った麺を使用することで、長く煮込んでも程よい歯ごたえを維持できるというわけです。
今後も食べたい
本日、初めての味噌煮込みうどん体験をして思いましたが、何事も経験してみることが大事ですね。
また食べようと思います。
まとめらしいまとめはありませんが、これで締めます。