【他】皮肉な信頼の形
脱毛サロン「脱毛ラボ」を運営するセドナが破綻し、
「50万」の会員権を失効した被害者達が困っているというニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6437198
この「被害額50万」というのは絶妙な数字で、
弁護士を雇って回収するには微妙な数字であり、
「泣き寝入り」できてしまう数字でもあります。
こういった100万以下の「微妙な被害」はよく相談を受けます。
相談者には「貸したアナタも当時は下心があったんだから...」と諭しています。いわゆる「投資は自己責任」というやつです。
その道理を、金融機関はしっかり心得ています。
貸す際には、保証人を設定し、保証人が用意できない場合は、保証協会に加入させます。
不動産業界に至っては、さらに保証金まで積ませ担保を確保します。
要は回収できない際の「保険」をしっかり確保しているのです。
逆を言えばこの少額の相談者達も再発防止にむけ「保険」を用意すればいい、ということ。
債務者をサポートする僕も、資金を援助することがあります。
そんな時は必ず家族なりを保証人として用意し、飛ばれた時には保証人から回収を行います。借りる側もそれが分かっているので、本気で返そうとするのです。
相手の急所を掴んでおくことが、
皮肉にも互いの信頼を高め合めあうのです。