願い
次男は、今年の4月からは、ほとんど学校へ行っていない。過敏性腸症候群の症状が出るため、その症状をクラスメートなどから言われて、心が折れてしまい、行けなくなってしまった。
何かのきっかけで、行けるようになる日は来るのだろうか?
先日、学校への提出する書類を持って、学校へ届けに行った。音楽の授業なのか、歌が聞こえてきたり、体育をやっていたり、息子は過敏性腸症候群になってなかったら、どんなわくわくした毎日が、どんな楽しい出来事が息子を待っていたのだろう。
息子は、学校が好きだった。楽しそうなのは、傍目からも、よくわかった。小学一年生のとき、息子は、「体育が好き」と言った。ずっと、体育が好きで、体育係、体育委員などをやって、授業のときは、前に出て、準備体操をしている、と先生から聞いたことがある。
過敏性腸症候群になるまえ、中2の体育祭、クラス対抗リレーでは、何人かを抜いて、クラスを上位にもっていったと聞いた。息子は、陸上部で、記録会や、大会に出るのも、楽しそうだった。
記録会で走っている息子は、ビリから2番目だったけど、輝いていた。そんなキラキラした生活を息子の青春を、過敏性腸症候群は、突然、奪った。
わたし、何をやっているんだろう。息子から、大切なものをたくさん奪うようなことをしてしまって。どうしよう。どうしたらいいのだろう。
自分のやった罪の大きさに、ただただ嘆いていた日々。今も、時々、押しつぶされそうになるけれども。あるお医者さんの本、「腸内細菌が喜ぶ生き方」。わたしは、読んでないのだけれど、頭で考えて生きる、のではなくて、「腸内細菌が喜ぶ生き方」で、一歩一歩、歩んでいこう。
頭で考えて生きてきたので、それが癖になっているから、腸内細菌が、と思っていても、気が付くと、頭で生きてる。
腸内細菌が喜ぶ、とは、身体の場所で言うと
下腹。丹田と同じ場所なのかな?
下腹を意識して。
腸内細菌が喜ぶ生き方、下腹で生きる、丹田の声を聴きながら、歩んで行けば、行った先に、明るい未来が開けているような気がする。
神さま、どうか、明るい未来にすぐに辿りつけますように。