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まち研究3 福島県須賀川
須賀川は、奥の細道行脚の松尾芭蕉が愛した所である。相楽や市原たよ女をはじめ多くの俳人を俳壇におくった。今尚、俳諧の歴史と伝統は多くの人たちに受け継がれ、牡丹俳句大会などに全国各地からすぐれた俳人を集め、文芸のまちつくりに貢献している。
その一部を紹介したい。
牡丹園
・ひとひらの一気に崩る夕牡丹(矢部るみ子)
・太陽のすっぽり入る牡丹かな
・篁の風をまともに牡丹の芽(折笠悦子)
松明あかし
・オリオンや松明あかし果てし丘(光朗)
・松明あかし天に梯子をかけにけり(斎藤耕心)
・松明あかし病む目の中に燃えるたり
その他
・風光る季語となりうるものばかり(江藤 文子)
・秋うらら宇津峰の頬紅潮す(渡辺和夫)