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口詩(くちうた)

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我、口で詩う。我、詩を口る。
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記事一覧

散って咲かしてまた散って

春を彩る私の顔 桃色の誘いが 宴の始まりを合図する ある時には風が吹く 顔を委ねて 散ら…

K
7か月前
54

詩 サイドミラー

車内に散りばめる表情と ミラーが見つめるその表情 景色を眺めて映るは 誰のためでもない横…

K
8か月前
42

詩 同じ空の下

誰かの空が晴れる時 誰かの空には雨が注ぐ 世界の誰もが日差しを浴びて笑える日を 世界の誰…

K
8か月前
65

詩 心の掬い

船は進めば涙に溢れ 船は停まれば虚無に溢れ 心なんて捨ててしまえと波の声 心だけは失いたく…

K
8か月前
50

【詩】Lady Bug

サンバのようなステップで 小さな姿が揺れていた どうして此処にいるのでしょう   内なる声…

K
8か月前
61

【詩】いつも慈雨

ある木は倒りて 土砂の中 ある木は育て 華咲かし 土地選べずの木々達の 土還りゆく道は根…

K
8か月前
58

わたしの我儘

もしも わたしが死んだら  花になりたい 貴方の花瓶に居座って 愛してもらうのさ いつか わたしが萎めば ゴミになりたい 貴方の愛を抱きしめて 燃やされたいのさ そして 貴方は 他の人を愛せばいい 昨日考えていた事がある。 自分が死んだ時に何を望むだろう? 残された人々の幸せだろうか。 勿論人々の幸せも祈るだろう。 ただ、僕は我儘な男なので、こう思った。   「最後くらい、懐かしんで、愛してくれないか。」   気持ちの悪い奴だな。と苦笑した。   少

(詩)闇夜を切り裂く銃声

闇夜を切り裂く銃声。 あの告白の言葉。 大人になるまで 知らなかった。 目が夜に輝けば 誰…

K
1年前
22

(詩)血.と油。

僕は流れていく 無情にも 君に黙って 僕は君を体に入れる 日々を留めていたいから 僕は血…

K
1年前
32

詩 たんぽぽ

ありたい姿 ペン先は紙とキス 滲むインク クシャクシャポイ 旅に出た 歩いては 立ち止ま…

K
10か月前
44