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春を彩る私の顔 桃色の誘いが 宴の始まりを合図する ある時には風が吹く 顔を委ねて 散ら…
車内に散りばめる表情と ミラーが見つめるその表情 景色を眺めて映るは 誰のためでもない横…
誰かの空が晴れる時 誰かの空には雨が注ぐ 世界の誰もが日差しを浴びて笑える日を 世界の誰…
船は進めば涙に溢れ 船は停まれば虚無に溢れ 心なんて捨ててしまえと波の声 心だけは失いたく…
サンバのようなステップで 小さな姿が揺れていた どうして此処にいるのでしょう 内なる声…
ある木は倒りて 土砂の中 ある木は育て 華咲かし 土地選べずの木々達の 土還りゆく道は根…
もしも わたしが死んだら 花になりたい 貴方の花瓶に居座って 愛してもらうのさ いつか わたしが萎めば ゴミになりたい 貴方の愛を抱きしめて 燃やされたいのさ そして 貴方は 他の人を愛せばいい 昨日考えていた事がある。 自分が死んだ時に何を望むだろう? 残された人々の幸せだろうか。 勿論人々の幸せも祈るだろう。 ただ、僕は我儘な男なので、こう思った。 「最後くらい、懐かしんで、愛してくれないか。」 気持ちの悪い奴だな。と苦笑した。 少
闇夜を切り裂く銃声。 あの告白の言葉。 大人になるまで 知らなかった。 目が夜に輝けば 誰…
僕は流れていく 無情にも 君に黙って 僕は君を体に入れる 日々を留めていたいから 僕は血…
ありたい姿 ペン先は紙とキス 滲むインク クシャクシャポイ 旅に出た 歩いては 立ち止ま…