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ふたりの子と子象
1997年9月21日(日)
子どもたちが遊んでるかと思ったら眠った。空気で膨らます赤色のプールの中。水は入ってない。
わたしと影のような男はその様子を見ていた。
プールの円の半円を荷物が塞いで、半円に三歳くらいの女の子(ピンク)と男の子(黄色)、更に子象までもが納まり、仲良く眠ったようだ。
子どもたちが目を覚ました。
抑えきれず、近寄った。
こどもたちはおふろにはいったように汗をかいて、ほっぺがピンクだった。
かぜをひいてはいけない、早く着替えさせよう。
子どもたちには触れることができたが、子象には触れることができなかった。
子象は触れられることを恐がっているようだったから。