今朝、「内田樹の研究室」で「セックスワーク-『セックスというお仕事』と自己決定権」を読んだ。十分わかって人に説明できる自信は全然ない。だけども「セックスワーカー」ではない学者の人たちが言ってることが釈然としなくて、なんか変だ、なんかやだな、と思っていた。そんなようなものを見聞きする度に考えようとしたけど、わからんかった。無学なわたしには考える手立てがないなーと思っていた。
そんなわけで、これを読んで腑に落ちた。内田樹先生ありがとう!
⇧最後の部分はしっかり腑に落ちた。
終わりの数行を読んだとき即座に浮かんだのが永六輔さんのことば。
神戸・淡路大震災のとき、地元の山口組が機動力を活かして救済活動にあたったそうだ。当時、暴力団のくせにと、人道的行動が批判の的になったらしい。永さんはこの例を出して、「これはこれ、それはそれ」と話していた。
「これはこれ、それはそれ」って考えられないのはまずい!とそのとき胸に刻まれた。
そうだ、買う人にも、「やめとけ」とわたしは思う。