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サ活記録26 サウナ東京〜充実しすぎの至福のサウナで調う〜

ついに来たサウナ東京。
体育祭が終わり、一路東京へ。
用を済ませて(もう何が用事かわからない。)ついに来た。
いつか行こうと心には決めていたが、意外と早く来た。

2023年、満を持してオープンした、サウナ東京。
堂々と日本の首都「東京」の名を冠している。
有り余るほど自信を感じる。

さて、地下鉄で東京のど真ん中、赤坂へ。
大変おしゃれな街である。

下駄箱のロッカーがそのまま脱衣所のロッカーになる。
奇数を選ぶと脱衣所のロッカーも上段で良いようだ。

ザッと2階のサ室を下見。

1発目は「手酌蒸気」上質な立ち枯れした松の木(ケロ)が使われたセルフロウリュサウナである。
1セット目なので飛ばしすぎずに下段に座る。
数分してロウリュしたくなる。
都会の皆様に「ロウリュよろしいですか?」とお声かけし、ロウリュ。
偏見だが、都会の皆様はサウナでのマナーが洗練されている。
皆お互いにストレスないように施設を利用する術を自然と身につけているように感じる。

さて、水風呂へ。
水風呂は3種類。
凍(約10℃)
冷(約17℃)
涼(約22℃)
これも気分と体調に合わせて選べるのは大変よろしい。

ひとまず「冷」をチョイス。
チラーが効いているのだろう。表示温度よりも冷えているように感じた。

さて、ととのいスペースへ。
「うわ、すご!」
ズラリと並ぶデッキチェア。脇には畳で寝転べるようになっているスペースもある。

椅子を流すための蛇口も至るところにある。

カウンターがあり、飲み物も注文できる。
麦茶、ポカリ、デトックスウォーターの飲み放題まである。

新潟から田舎サウナーは都会の洗礼を浴びたような気がした。

「そんなんめっちゃ調うに決まってるじゃないですか!」
心の中で雄叫びをあげたのであった。

せっかくなので、先の飲み放題を注文。
リストバンドで「ピッ」とやって、紙のリストバンドをつけてもらう。
これを見せれば、飲み放題用のグラスを無限にもらえるわけである。
これで水分が足りなくなる心配はないし、衛生的である。

さて2セット目。

「戸棚蒸風呂」へ。
下半身はぬる湯、上半身はスチームサウナ、という感じ。
何でも江戸時代に風呂のお湯を沸かすのが大変だった頃に考案されたスタイルのようだ。
これを現代版にアレンジしているとのこと。
ミントの香りが心地よい。
熱すぎず無限にいれられる。

ここは軽く清めて、

3セット目へ。

メインサウナ「蒸気乱舞」へ。
アウフグース5分前。少しずつ人が増える。
アウフグースを狙うときは5分前と決めている。
直前だと席がほとんどないし、10分前だと途中でバテてしまうからである。
よって5分前に着席し、アウフグース後に一斉に水風呂に向かう集団を見送って、落ち着いたらサウナを出るのが正解だと勝手に思っている。

こんな素敵なアウフグースは初めて
なんだかんだで、人は増えてサウナの中は30〜40人くらいの裸の男性が並ぶ。
なかなかすごい光景である。

真ん中にどでかいサウナストーブが鎮座しており、その周囲は周回できるようになっている。
この「蒸気乱舞」はアウフグースのために作られているようだ。
さて、熱波師さん登場。
軽快な口調で案内した後、軽快なジャズの音色に合わせて風量を操っている。
初めては緩やかに、曲調が激しさを増すにつれて風量も増してくれる。
ただの「熱波を受ける時間」ではなく、もはや「ショータイム」である。
とても満足度の高いアウフグースであった。

死ぬ前の冥土の土産に良いものを見させてもらった。そんな気分である。

アウフグース後の一団が出てから、すっかり人の少なくなったサウナでゆったり。

水風呂も空いたのを見計らって出る。

今度は、「凍」へ。
キンキンだがどことなく身体に優しい。

ととのいスペースへ。
あの一団が出ればもうスペースはないかと思いきや、しっかりスペースを確保できた。
アウフグース後の人の動きまで計算してスペースが設けられているようだ。
どんだけすごいねん!

そして、ドリンクの飲み放題はやはり便利。
持ち込みだと残量を気にしなくていけないが、ここでは心ゆくまで水分を取れるし、冷たい!

4セット目

本当は「瞑想」(仕切られたスペースにホースがあり、水をかけられるサウナ)に行きたかったが満員御礼であった。
懐かしの「昭和遠赤」へ。

なんだかいつもの神湯のサウナを彷彿とさせる。
ここはテレビがある。セブンイレブンのグルメをやっている。
これはこれで落ち着く。
サ室の温度は105℃、しっかり熱い!
先程のアウフグースでだいぶととのっているが、さらにここで熱を入れる。

もう一度「凍」で身体を〆て、畳でゴロン。

生きててよかった。もっと生きていたい。そんな気持ち心の奥底から沸々と湧いてくる。

もう素晴らしすぎて、いうことがない。
ここまでサウナーの視点を捉えてデザインされた施設は類を見ない。

あぁ生きてて良かった。
ここは無限にいれるな。
今度は無限にいるつもりで来よう。

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