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教員の終業時刻について

週の終わり、放課後に調査書作成委員会(うまく口が回らないヤツ)である。
学年主任というのは、こういうのにも出ないといけないらしい。

第1回なので、大まかな流れが主に説明される。

特に議論の必要なところはないのだが、内容も多く、勤務時間終了のチャイムが鳴る。

というものの、ほぼ議題は終盤。
担当の先生が進めているので、遮りはしなかったが、議題が終了し、「全体を通じて何かありますか?」となったので、挙手。

「生徒の大切な進路に関わる会議であることは承知しますが、勤務時間を過ぎています。今後、管理職からの指示指導をいただくようお願い申し上げます。」

と発言した。

たかが10分でガタガタ言っているのではない。
仕方なく超えてしまうこともあるだろう。
調査書作成委員会はこれから何回もある。であれば定常的に延長するのはいかがなものだろうか。

もっと言えば、チャイムが鳴った時点で「大切な会議なので、職務命令として延長します。以降、用のある方は相談してください。」と言えばいいだけである。
それすらもしなければ、こちらも付き合う気もなくなる。
チャイム鳴っても平然と喋り続ける教師の授業など聞きたくないだろう。

会議が終わってヤバいヤツ扱いをされるだろうと思ったが、会議に出席した職員からは温かく声をかけてもらえた。
「いやーありがとうございました。」「先生のおっしゃること、大切だと思います。」「いや、大切なことだよ。」

教師は生徒に「時間を守りなさい。」と指導する。
大人も時間や決まりを守るべきである。

目の前の大人に責任をもつ姿勢がなければ、子どもたちは責任を持って物事を取り組もうなどと思うだろうか。
至極当然な話だと考える。

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