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アクティブ・ブレイン・プログラム最終日

年度の終わり、大学院生最後の夜を締めくくるのは、アクティブ・ブレインである。
前回、160個の単語の記憶に成功することができて、少し自信をもてるようになった。

まずは、「イメージ分解法」の続き。


星座とその星座に含まれる一等星を結び付けるテスト。
恥ずかしながら理科教員のくせに半分しかわからない…

だが、これもイメージを連想し繋ぎ合わせることで一発であった。

続いて、「イメージ磁石法」についてレクチャーを受ける。


「構造化されたものは、全て磁石になる!」という基本原則のもと1~20の単語と番号を結び付けて記憶していく。

「番号はそうやって記憶していたのかぁー-!」

このレクチャーで、一尾さんがその場でスラスラと20個の単語と番号を結び付けて記憶していたカラクリがわかる。
確かに、トレーニングは必要だが、これもやればできる。

3日間を通じて


当初は、一尾さんが1~20の単語を記憶するのを見て、「頭がいいからできるんだなぁ」と勝手にあきらめていた。
そこそこ良い値段するので当初迷ったが、受講して正解だった。
基本的な考え方であるように、
「プラスの意識の時こそ、人間の脳は動く。」のだ。
勝手にやる前から「無理だ」と決めつけていることが多い。
もっと大人が子どもに対してそのように誘導していることも多いだろう。
自分でも他者でも能力を卑下することなく、自信をもつことは重要なのだが、このプログラムではそれを実感することができた。

(1)自信決意プラスの意識の時こそ、人間の脳は動く!
(2)好奇心集中
(3)イメージ感受性。すべての言葉には実体がある。感情が豊かになると、脳がよりよく動く。
(4)目的ビジョン。夢をもつと、今が輝く!
(5)反復。才能とは努力し続ける能力のこと。レミニセンス現象。ポイントは、ゆっくり、正確に、気持ちよく
(6)本当の理解。「なんとなく」「だいたい」ではなく、「ハッキリとわかった。」にする。どこがわからないか線引きできるようにする。

この6つの基本的な考え方は、記憶法に限らず、日常で大切にしたい。

酒にやられて自分の脳は「もうダメだ。」と勝手に決めていた節があるが、やればできるし、やらねばできない、ただそれだけだと実感する。
上手に脳を使ってやればいいのだ。
現場で授業しながら、生徒に無理強いさせていたんだなと反省する。
彼らは、学校に付き合ってくれていただけである。
学校のシステム、コンテンツに興味をもてなかっただけなのだ。
「やればできる能力」は誰しもが、持っているのだと実感することができた。
公教育なのだから、公教育で最低限保障するミニマムなラインを大切にしなくてはならない。
少なくても、興味のないようなことを無理強いするのではなく、楽しく前向きな時間を過ごすことができるのは最重要だと再確認。

この観を学校現場に戻る前夜に確認できただけでも大きな収穫である。

これで、明日からの仕事へのネガティブな気持ちをプラスにもっていけそうである。

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