サ活⑤ TheSaunaで、一生物として自然に回帰してととのった話
大学院に来ている間に一度は訪れたいと思っていた、長野県信濃町にあるThe Saunaを訪れました。
The Saunaは、サウナビルダーの野田クラクションべべーが、サウナの本場フィンランドで体験したアウトドアサウナを日本でもっと広めたいという想いで2018年に長野県信濃町に移住し、LAMP野尻湖の仲間や周囲の協力の下、DIYで最初のサウナ「ユクシ」を立ち上げたところから始まりました
大学院から1時間かからないくらいのところにこんな素敵なところがあるのに行かないなんてことはあってはなりません。
ととのえ女将ことW氏が指揮をとってくれましたー😁
大学から車では走ること50分。
The Saunaに到着。
ナウマンゾウが発掘された野尻湖の湖畔。
春の新緑の芽吹く森の中にサウナ小屋が点在しています。
もうその風景だけでも素敵です😍
予約した時刻までまだ時間があります。
ゆったりと施設の中を見たり、野尻湖の湖畔まで行ったりしました。
時間が近づくと、お風呂場で体を清め、水着に着替えます。
水着、タオル、外で履けるサンダルは料金に含まれていました。
ポンチョは500円でレンタル。
我々が今回入るのは、ユクシ。
フィンランド語で1番を表すそうです。
イケメンの爽やかなお兄さんがサウナの利用について案内してくれます。
入口右側にロッカーがあり、左側にはウォーターサーバーとあったかい延命茶、塩飴を自由にいただけます。
外観から雰囲気があって気持ちが高鳴ります。
内部は真ん中にどデカいストーブが置かれ、たんまりとストーンが積まれています。
一段高いところに左右に3名ずつ座ることができます。
セルフロウリュもし放題。
お兄さんが、最初にウェルカムロウリュを一発かましてくれました。
じっくりと汗が出てきます。
外からは川のせせらぎと小鳥のさえずりが聞こえてきます。
よくスーパー銭湯などでBGMで自然の音を流していたりしますが、ここではライブで自然の音を楽しめます。
サ室内の薄暗い感じも良きです。
発汗の良い私は、すぐに爆汗が出てきます。
さて水風呂へ向かいます。
黒姫山から流れてくる伏流水がダイレクトに注がれている水風呂。
温度はシングルです。
かけ水をしてジャボン！といきます。
もはや山と水と身体が一体化したような気分。
もうサイコー過ぎてよろめきながら、水気を拭き取り、ポンチョを着て、ととのいスペースへ。
「あ゛ーー！人間っいいなぁー」
と思いました。
周りから変わらず、川のせせらぎと小鳥のさえずり。新緑の森の香りに包まれて、ととのわないわけがありません。
雑踏を離れて、一生物として自然に帰れる感覚です。
水を取りつつ、2セット、3セット！
外気浴スペースだけでなく、ドームテント内では内気浴もできます。
他の棟のスペースになるようですが、ハンモックや板の上にゴロンと寝転べるスペースもありました！
その気になれば、歩いて30秒ほどの野尻湖にダイブできるようです。
今回はまだシーズンではなく、水際もぬかるんでいるそうなので、見送りました。
が、湖畔を歩くだけでも気持ちがいいです。
残り時間もあと30分を切り、
ラスト4セット目です。
ここで新たなアロマの入ったロウリュ水が登場！お兄さんが穏やかに説明してくれて、抜群のペースでストーブに注水してくれます。
イランイランとジンジャーのアロマとのこと。
イランイランの花言葉は、「乙女の香り」とのこと。
とても華やかな気持ちのいい香りがしました！
さらにペッパーミントのアロマ入りの氷水をサ室内で頭から注いでくれるサービスへ突入。
冷たい！が気持ちがいい！
「これでちょっと延命できます！」とお兄さん。
最後も川の水に浸かり、ととのおうとしていると、ここでもペッパーミント氷水の登場。
やるな、この爽やかお兄さん。
イスで寝転んだところに頭からアロマ水をかけてくれます。
ペッパーミントの爽やかな香りと冷たさで２度ととのいます。新しいととのい感覚。
我々のお世話をしてくれたお兄さんはサウナに目覚めて、全国200箇所以上のサウナを回ったそう。その末にここへ辿りついたそうです。
好きなことをライフワークにしているお兄さんがとても輝いて見えます。
とにかくサイコーの2時間でした。
今回は、ユクシでしたが、他の棟のサウナも気になります。
他にも二階建てのサウナ小屋や、専用の飲める井戸水を注いだ水風呂付きのサウナもあるようです。
想像しただけでヨダレが出てきます。
あと１週間くらいここにいたら完璧に自然と同化できそうです。
次は野尻湖にダイブしよう。