秋口には筋トレ

肌で感じる秋が急にやってきた。

好きな季節はと問われれば「秋」と答えるが、「秋が来たやったー!」と喜んだことはあまりない。それよりも、わかりやすく変化が出る体調への気遣いに追われがち。

雲が高くなってもなお、30度を越える暑さがいつまでも続いたのだもの、体は暑さ対応機能のままで、熱を発散させようとする。
その上、染みついた暑さへの怖さが、一気に服装を変えることを躊躇させる。
その結果、とりあえず羽織った長袖の下の、半袖から伸びる腕をすうすうと刺す、冷たい風と空気が……
いくら何でも…寒すぎやせんか……

思い出したことがある。
その昔、体が弱り、元々少ない筋肉が更に落ちた頃、足がとにかく寒かった。飲食店に入っても、上着や持参したショールでは覆いきれない足首やふくらはぎが冷えて、長くはいられなかった。
つま先立ちスクワットや階段利用で目に見えて(あくまで本人比)筋肉がつくと、寒く感じる回数が劇的に減ったのだ。
筋肉の発熱はあなどれない。

ということは。
腹筋、体幹、太ももの筋トレをここ3ヶ月ほど続けたにもかかわらず、食べる量がそのままだから、腕筋が落ちたのかもしれぬ。
腕立て伏せを加えつつ、ちょこっとでも食べる量が増やせたら…。

「寒いのは腕だから腕に筋肉つけるぞ!おー!」な記事になってしまった。
そういう問題ではないが、そこをピックアップしたくなるくらいに寒かった、今夜は!腕が!!

好きな季節を「秋」と答えるのは、色彩が美しいから。木々も、服も。どこか切なさを感じさせる空気にも心惹かれる。
だから、ちょっと遅れてでも「秋が来たやったー!」と喜ぶのだ。
みなさま、秋を楽しみましょう。



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