秋の朝の激励目覚まし

気持ちいいなぁ。

ドアを開けて外に出て、秋の朝の冷たい空気が体をぷすぷす刺してきた時の正直な気持ち。

さっきまで「出たくないよぉおうちがいいよぉベッドと毛布最高だよぉ」を脳内でぐるぐるさせながら出かける準備をしていたというのに。
頭の片隅では、外の空気で頭と体が起きた経験が「いいから出てみなさいな」と、優しくも頑として譲らずに言うのだ。背中を押すのだ。だから出かける準備ができたのだ。

その時その時の感情と、冷静に語りかけてくる過去の学びとのバランスの良い天秤が理想的なのだろうかと思った今朝だった。
感情は持て余したり振り回されたりするけれど、愛おしいのだ。たまらなく。

冷たい空気が、頭も体もぺしぺしと激励してくれたから、今日はこれを書いている。
ふっと疲れて、書くのをやめてしまってから約3週間。

外の空気の変化に体全体で反応する自分の繊細さが好きになる朝である。

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