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初めてのデジタルイラスト~液タブ購入からイラスト完成まで~

こんにちは、麩毬です。
実は最近、液タブを購入しました。もちろん目的は絵を描くためです。

特に何かきっかけがあったわけではないのですが、昔から絵を描くことが好きだったので、ようやくといった感じです。

今回の記事では液タブ購入から初めてのイラスト完成までをざっくり紹介したいと思います。

1 液タブ購入

まずはどの液タブがいいか調べに調べました。知識は0だったので、Wacomというメーカーがあることから始まり、応答速度や筆圧レベルなどとにかく入念に調査しました。

そして最大の条件である予算3万~5万の中からついに選び抜いたのが、

「DTC133W0D Wacom One 液晶ペンタブレット 13.3型」

です。

価格も手が出しやすく、どのサイトでも好評価を受けている印象でした。

液タブについては完全に好みの問題になると思うので、ご購入される際にはじっくりレビューや評価サイトを見て吟味されることをおすすめします。

2 ペイントソフトの購入

次にペイントソフトを選びました。無料、有料どちらもありましたが、どうせなら機能がいいものをと有料のソフトを購入しました。

それがこちら

「CLIP STUDIO PAINT」です。

EXとPROがありましたが、私はあくまで趣味として使うので安いほうのPROを選択しました。

おそらく最も有名なペイントソフトだと思います。圧倒的な人気を誇っており有料ソフトの中で私も迷わずこれに決めました。

3 液タブの組み立て、接続

液タブが届いたところで、まずは組み立てから。部品も少なく、イラストの手順を見て簡単に組み立てることができました。最初タブレットの上下を間違えていたことは内緒です。

そしてパソコンへ接続。必要な端子やOSが整っていることはあらかじめ調べておいたので、こちらもスムーズに完了しました。

最新のパソコンの環境にはほぼ適応しているとは思いますが、古いパソコンを使っている方はご購入の際こちらも注意していただければと思います。

これで準備は整いました。

4 作業開始から下絵まで

はじめて線を描いた時の感想は、「な、なめらか!」です。ペンが本当に柔らかく動き、筆圧も検知するので1本の線でも太い部分と細い部分が出来上がりました。

作業前にCLIP STUDIO PAINT PRO(以下クリスタ)の初心者向け使い方動画を見まくっていたので、なんとなくレイヤーの追加やペンの切り替えなどの基本動作は把握済みでした。

とは言え初めてのデジタルイラスト。ペンがいつの間にかGペンから水彩ペンになっていたり、消ゴムで消しすぎたりとまあ一挙一動大変でした。

そしてビクビクしながらも何とか下絵を描き上げました。

うん、汚い()。筆圧もバラバラで細かいところは潰れてしまっています。まだ下絵なので大目に見ていただけると有難いです。

今回はエリオスのイベントに合わせてウィルというキャラクターのファンアートを描きました。ちなみに蝶はクリスタの無料素材を使用しています。

記念すべきデジタル初挑戦の下絵でした。

5 清書

次は下絵に沿って清書をしていきます。ペンを下絵よりも細くして、より繊細に描くことを心がけました。

うん、筆圧が(以下略)。ここはやっぱり慣れですね。これからどんどん絵を描いて努力していこうと思います。

6 下塗り

ようやく色塗りに入りました。まずはどこをどの色にするかを決めて、隙間なく塗りつぶしていきます。

正直一番時間がかかったのは色作りでした。イベントフレームを見ながら少しずつ調整を重ねていきます。カラーパレットで1mmでもずれると全然違った印象の色になるので、根気強く探していきました。

7 模様を描く

今回のウィルくんの服には細かい模様が存在するんですよね。なので先に模様を描いていきます。レイヤーは新たに追加しました。

変化が分かりにくいですが、肩に模様と、胸の部分をストライプ柄にしました。

8 影をつける

とうとう終盤戦です。ここで作品の印象がガラッと変わるので、光源を意識しながら丁寧につけていきます。濃い影を先につけて、薄い影はエラブラシを使います。肌は特にグラデーションを意識しました。

今までは紙にコピックでしか塗ったことがなかったので、ここが一番の難関でした。解説サイトや動画を見ながらブラシを選び、何回も塗り直して全体のバランスを調整しました。

そして塗り終えたのがこちら。

何かが物足りませんね。それが次の作業になります。

9 ハイライトを入れる

光が当たっているところにハイライトを入れます。この作業が特に苦手で難しかったです。苦戦しつつもなんとか描き上げます。

後は目ですね。

10 目を描く

もう完成は目の前です。残していた目を塗っていきます。ここに関しては完全にオリジナルです。自分の好きなように色を塗り重ねていきました。目って一番個性が出ますよね。

11 仕上げ、そして完成

最後に気になる部分の修正や、全体の雰囲気を整えていきます。カーテンを少しぼかして、蝶が通った道筋にキラキラのエフェクトをつけてみました。

そしてコツコツと一週間かけてついに作品が完成しました。

いかがでしょうか。デジタルイラスト初心者の初めてのイラストはこんな感じです。まあ控えめに言ってもそんなに上手くはないです。ツイッターなんかには神絵師がゴロゴロ転がってますからね。

今回の記事は液タブ購入からイラスト完成までの過程を見ていただきたかったので、目的は果たせたことでしょう。

この記事を読んで少しでも興味を持ったり役に立ったと思っていただけたら幸いです。
これからもどんどんイラストを描いて上達していければと思います。

完成したイラストはツイッターに載せていきますので、もしよろしければそちらもご覧ください。主にエリオスや刀剣乱舞、ツイステなどが中心になります。@goma_fumari  

ここまでお付きあいいただきありがとうございました。



麩毬










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