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どんな子も、絶対にあきらめない。
私がピアノの先生になった理由。
私がピアノの先生になったのは。。。
なんでだっけ?
と、最近よく考えます。
音大(短大ですが)を卒業してからヤマハのシステム講師になり、
あれから30年。(歳がバレるw)
若かりしあの頃、「ピアノの先生になりたい!」と、
猛烈に願っていたかというと..
・・実はそうでもありません😅
そもそも、なぜ音大に進学しようと思ったのかというと
『得意』と言えるものが、ピアノしかなかったから😂
不器用な私は、勉強は普通。(正確にいうと、文系はわりと得意、理系はびっくりするくらい超苦手w。 学校外の学力テストで平気で数学2点とかとっちゃうレベルで苦手でした..(T-T))
そして、運動なんて、、、
も〜う超絶に苦手でして笑
得意なことは?と、聞かれたら..
ピアノ一択だったんですよねw
そして、なぜ一般の会社ではなく、ヤマハの採用試験を受けたのかと言えば、、、
不器用すぎて、会社員としてやっていける気がしなかった😱爆
という、なんとも消極的な理由でした😰w
変化が生まれたヤマハ時代。
そんな消極的な理由で、ヤマハの先生になった私。
そんな私を待っていたのは
挫折と劣等感でした。
ヤマハ育ちの私。
ある程度はヤマハのレッスンを理解しているつもりではあったのですが…
甘かった‼️😱
「教わる」と「教える」のは大違い!(←当たり前だろw)
新人の頃は[保護者からのクレーム]という名の洗礼もしっかり受けて😂笑
挫折と劣等感を感じながらも、
少しずつ、自分なりに「ピアノの先生」というお仕事を体得していった25年。
たくさんの子供たちとの出会いと別れを繰り返しながら、自分の中で
「ピアノの先生」というお仕事は
【これしかできない】
↓
【この仕事をやりたい!】
へと、大きく変化していきました。
その変化のいちばん大きな理由は
やっぱり、こどもたちが大好き!
という真っ直ぐな気持ちです。
ピュアな感性で音楽と触れ合い、キラキラした瞳✨でレッスンを楽しんでいるこどもたちが、私はやっぱり大好きなんだ❤️
その気持ちが確信へと変わっていくのと同時に
私の「ピアノの先生」というお仕事への価値感は大きく変わっていきました。
そしてそこから、私の中で新たな「ジレンマ」が生まれていったのです。
「待つ」ことの大切さ。
たくさんの子供たちに出会えば出会うほど
同じテキストを使っていても、伝わり方や理解のスピードは個人差がある!
ということを痛感していきました。
でも、グループレッスンには、テキストを消化する「期限」が設けられてます。
そこからはみ出てしまう生徒さんは、個人レッスンに移ってもらったり、退会したりと、お別れしてしまうこともありました😢
一番切なかったのは、本人が「辞めたくない!」と言っているのに、ママが疲れて退会してしまうことでした。
他のお子さんと自分のお子さんを比べてしまい劣等感を感じたり、練習時間を十分に作ってあげられないことに罪悪感を感じて疲れてしまうママたちを目の当たりにすると…
激しい無力感に襲われる自分がいたのです。
もちろん、これらの要因は私の指導力不足も多分にあります。
それらも踏まえたうえで、改めて
「じゃあ、自分はどんなレッスンがしたいのか?」
と、真剣に考えたことが、私が25年間お世話になったヤマハから離れる大きなきっかけとなりました。
私が一番ジレンマを感じていたのは
【待ってあげられないこと】
ひとりひとり、理解するスピードや実力が開花していく時期は違います。
「もうちょっと長い目で見てあげられたら。。」
「もうちょっと待ってあげられたら。。」
もうちょっと、もうちょっとの想いが積み重なり、
【ひとりひとりに寄り添えるレッスンがしたい!】
の想いが爆発し🤯笑、
そして、それは私のお教室のスローガンにもなりました。
【ひとりひとりに寄り添いながら、楽しく着実に力を伸ばす。】
このスローガンを実現するために、じっくりと子供たちを観察し、
実践とフィードバックをくりかえしながらレッスンしてきたこの5年間。
それぞれの子供たちの個性や発育、そしてそれらを活かした伝え方とペースに変えていくだけで、子供たちは面白いように、たくさんの変化を見せてくれるようになりました。
まだまだ発展途上ではありますが
「自分のやりたかったレッスンはこれだ☝️✨」
という気持ちでレッスンができることに、私は毎日、幸せを感じています☺️🌱
どんな子も、絶対にあきらめない。
私がなぜここまで、「待つ」ことにこだわってレッスンしたいのか。
自分の気持ちをほりほりと深掘りしてみると..
見えてきたのは
『どんな子も、絶対にあきらめたくない‼️』
という、強い気持ちでした。
しっかりと「待つ」ことさえできれば、どんな子供でも、確実に
【変化する時】は、やってくるのです。
どんな子も、絶対に伸びる!
ピアノと仲良くなれる!
そして、ピアノ=音楽と仲良くなることで、「感じる心」を育み、その人生を
彩りある豊かなものにしていってほしい。
その想いが「待つ」ことの大切さを教えてくれたんだと改めて感じています。
私のお教室、私という先生を選んでくれたこと。
そして、限りある時間の中で、
【レッスン】という時間を共有できることに、感謝することを忘れずに。
私はこれからも、1回1回のレッスンを大切にしていきたいと、
そう思っています☺️✨
また書きますね🌱
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