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犬も人も歳をとる

「老犬ホーム」と言う言葉を今日初めて知りました。

私は、何故そんなサービスがあるのか
正直意味が分かりませんでした。

「老犬になったからって
他人に預けるなんてありえない
飼い主は責任を最後まで見るものだ。」

なんて、理想的な価値観を持っていました。

でも、分からないので
まずは調べてみました。

何故、老犬ホームができたのか

①疾病の多様化
現在、医療の発展や食生活など
人間は長生きする時代になりました。
そして同様に、動物医療の発展、ペットフードや環境の発展でペットも長生きする時代になってるみたいです。そして、長生きする時代において、ガンや認知症等、疾病は多様化していきます。実は、動物においても同様であり、動物の疾病も多様化して専門家の知識が必要になっています。

②老老介護
人間の高齢化とペットの高齢化が同時進行で進み、高齢者×高齢ペットの組合せが増えてきているみたいです。まさか、人間とペットの老老介護があるなんて思ったこともなかったです。当然、ペットの飼育にはある程度の体力が必要で体力のない高齢飼育者が飼育放棄をしてしまう懸念があります。

③死別
私にとって盲点でしたが、飼育者の高齢化により、飼育者がペットより先に死んでしまいペットが取り残される場合があります。

上の3つの背景から
保健所で殺処分される命を少しでも守ろうと
老犬ホームができたみたいです。

調べていて気付いたことですが
当然のように犬も人と同じように歳をとり介護が必要になります。

人間が老人ホームや介護を受けるのは良くて
犬が老犬ホームに入るのはダメだなんて今思うとおかしな話ですね。

適切な施設やサービスを使うことは
手を抜くことではなく、必要なことです。

愛情を持つこと=自分で全てやる

と言うのは、私は違うと思ってます。
頑張りすぎたり背負いすぎて介護鬱になってしまう可能性もあります。
愛情だけで命は救えないです。

命の尊さを感じる一日になりました。
どうか、多くの人に「老犬ホーム」を知って貰えますように。

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