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一流シェフ×冷凍食品(点心)の商品監修事例10選

一流シェフと企業のコラボレーションは、食の世界に新たな風を吹き込む試みです。特に、冷凍食品業界では、これによって質の高い点心メニューが消費者に届けられるようになりました。この記事では、著名なシェフたちがどのようにしてその専門技術を活かし、企業と共に新しい冷凍点心メニューを開発、監修したかを紹介します。高級レストランの味を自宅で手軽に楽しめるようになった背景には、どのような工夫と努力があったのでしょうか。

1.日本ハム✕陳 建一「本格中華3品」

陳建一氏が監修した日本ハム冷凍食品の「海老チリ」は、2021年春夏に発売され、大粒の海老フリッターに豆板醤入りチリソースとふんわり卵を使用し、簡単に本格中華が楽しめる点がポイントです。シェフの監修により、手軽さと高い品質が実現し、家庭での贅沢な中華体験を可能にしました。

2.伊藤ハム✕陳 建一「中華の鉄人Ⓡ陳建一シリーズ にら焼餅」

日本ハムは「中華の鉄人Ⓡ陳建一」シリーズに新たに「にら焼餅(シャーペイ)」を追加しました。著名なシェフ陳建一が監修し、2021年秋冬に発売されたこの商品は、美味湯(メイウェイタン)を使用した特製スープとトンジャンユの香ばしさが特徴です。これにより、レンジ調理でももちもち、フライパンで焼くと香ばしい食感を楽しめる高品質な冷凍食品が実現しました。

3.日本ハム✕陳 建太郎「四川飯店監修メニュー3種」

2023年9月、日本ハムの家庭用冷凍食品「国産豚の四川焼売」がリニューアルされ、四川料理の名店「四川飯店」三代目シェフの陳建太郎氏が監修しました。ふっくらジューシーな焼売は、豚肉の旨みとたまねぎの甘みがポイントで、陳シェフの監修により味わい深い本格中華の価値が付加されました。

4.井村屋✕脇屋 友詞「井村屋ゴールドまん」

2018年秋、井村屋は脇屋友詞シェフ(トゥーランドット臥龍虚居)の監修のもと「ゴールド 炙り焼きチャーシューまん」を発表しました。シェフが厳選した上質なチャーシューを直火焼きし、自慢の「皮」で包み込むことで、より一層の美味しさを実現。彼の監修により、商品の質が大幅に向上し、通をもうならせる肉まんとなりました。

5.マルハニチロ✕譚 彦彬「黄金の海老しゅうまい」

2022年3月、マルハニチロは「赤坂璃宮」の譚彦彬オーナーシェフ監修の「黄金の海老しゅうまい」を発表しました。譚シェフの監修により、良質なエビをしっかりと使用し、ごま油や老酒で上質な奥深い味を実現。これにより、家庭で簡単に本格的かつ贅沢な味を楽しむことができる冷凍食品が誕生しました。

6.イオン✕田村 亮介「冷凍ミールキット2品目」

イオンが2023年に、南青山の名店「慈華(いつか)」の田村亮介シェフと共同で開発した冷凍ミールキット「海老のチリソース」は、水も油も不要で家庭でも簡単にプロの味を再現できることがポイントです。一流シェフの監修により、手軽さと本格的な風味が融合し、家庭料理の新たな価値を提供しています。

7.熱海美虎本店✕五十嵐 美幸「熱海シュウマイ」

シェフ五十嵐美幸が監修した熱海美虎本店の「熱海シュウマイ」は、2021年の豪雨災害後の熱海市復興支援を目的として販売されました。この商品は、寄付付きシュウマイとして1個あたり10円が復興支援金に寄付される仕組みが特徴です。五十嵐シェフの監修により、高品質な味わいと地域貢献の両立が実現され、飲食店の新たな価値を創出しました。

8.米久✕鈴木 広明「四川料理2品」

2019年6月、四川飯店統括料理長の鈴木広明氏が監修した米久㈱の家庭用冷凍食品シリーズ第2弾「麻婆茄子」と「水餃子」が発売されました。鈴木シェフの専門的な知識と技術で、豆鼓や自家製調味料を用い、辛さとコクを見事に融合させたこれらの製品は、家庭でも本格的な中華の味わいを実現し、多くの消費者に高い付加価値を提供しました。

9.米久✕道場 六三郎「もちっとつるん水餃子」

2015年9月、米久は道場六三郎氏が監修した冷凍ギョーザ「もちっとつるん水餃子」をリニューアル発売しました。道場氏は日本料理界の巨匠で、その繊細な技術が商品に新たな魅力を加えました。白玉のように白くもちもちの皮、にんにく不使用でしょうがをアクセントにした味付けが特徴で、鍋や和風スープとの相性も抜群です。この商品のリニューアルにより、消費者に高い満足感と調理の便利さが提供されました。

10.亜細亜食品✕奥田 政行「3色水餃子」

世界的シェフである奥田政行氏が監修した「3色水餃子」が、亜細亜食品から2021年6月に発売されました。この商品は、中華の水餃子とイタリアンのラビオリを融合させた独自のもので、奥田シェフのクリエイティブなアプローチが光ります。シェフの監修により、味わい深く新しい中華料理の可能性が広がり、商品に付加価値がもたらされました。

商品開発・監修に対応可能なTasteLinkのシェフ

例:福山剛シェフ(レストラン:イノベーティブ・Goh)

例:中東俊文シェフ(レストラン:イタリア料理・草片)


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おわりに

一流シェフと企業のコラボレーションは、点心の冷凍食品市場においても例外ではありません。この記事で紹介した複数の事例から明らかなように、シェフたちは自らの料理哲学と繊細な技を冷凍技術に落とし込むことで、家庭でも本格的な点心を気軽に楽しめる道を開いています。これらの製品は、忙しい日常を送る多くの人々にとって、手軽でありながら質の高い食事選択肢を提供しており、今後もその需要は増すことでしょう。最終的に、シェフと企業のパートナーシップは、食文化の新たな可能性を広げ、消費者にとっても、業界にとっても大きな価値を持つことが確認されました。

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