【お肉別】パストラミってどんな味?【牛vs豚vs鴨】
次なる流行グルメとしての兆しを見せている「パストラミ」。肉に黒胡椒やハーブなどの香辛料をまぶし、燻製した肉料理です。
薄くスライスしてそのまま食べたり、サラダやサンドイッチに使ったり、香辛料の効いたスパイシーな味わいが主役にもアクセントにもなる、万能食材として注目を浴びています。
昨今ではコンビニやスーパーで幅広く取り扱われており、定番は牛肉を用いた「パストラミビーフ」ですが、豚や鴨肉でもパストラミが作られています。
今回は牛、豚、鴨の3種類のパストラミの味わいを分析しました!
パストラミとは?
パストラミ・サンドウィッチ = ニューヨークのソウルフード
と思っている人もいるかもしれません。
実はパストラミの発祥はトルコやルーマニアにあり、もともとは保存食として作られていたようです。
今ではカフェなど飲食店でパストラミサンドを見かけることもありますよね。
さらに、燻製の工程を省いて調味液に漬け込む簡易的なレシピも紹介され、日本の家庭でも作られる料理に変化してきているのではないでしょうか。見た目も華やかなのでご飯がレベルアップしそう! 筆者も挑戦してみたいメニューのひとつです。
パストラミの味わいの違い
既製品の牛、豚、鴨のパストラミを「塩味」と「うま味」のバランスで比べてみました。
やはりというか、鴨と牛、豚では味わいの傾向が異なりました! パストラミを選ぶときには、「何の肉で作られているか」も味のヒントになりそうです。
鴨肉のパストラミは牛と豚より塩味と旨味が控えめであっさりしている特徴が見えました。
また、商品を比べると「伊藤ハム さわやかパック うすぎりパストラミビーフ」と「米久 サラダ用うす切りペッパーポーク」は塩味とうま味が強い、濃厚な味わいがあると考えられます。味がしっかりしているパストラミはサラダに混ぜるとアクセントになり、サラダの食べごたえがアップしそうです!
パストラミの味わいの詳細な比較を見てみよう
パストラミ13商品から、もっとも「あっさり」の「伊藤ハム 合鴨ロース黒胡椒」と、もっとも「濃厚」の「米久 サラダ用うす切りペッパーポーク」、牛肉パストラミの「7&i 黒胡椒を利かせたペッパービーフ」を比較してみます。
先にマップで示した塩味、うま味のほかにも、後味に影響を与えるうま味の余韻に特徴が表れています!
あっさりした味わいと考えられる「伊藤ハム 合鴨ロース黒胡椒」ですが、うま味の余韻が強く、噛んで飲み込んだあともパストラミのうま味を楽しめそうです。鴨肉には独特の風味がありますが、パストラミになることで食べやすくなるのではないでしょうか。
「7&i 黒胡椒を利かせたペッパービーフ」は、うま味の余韻が控えめだったことから、パストラミだけシンプルにおつまみなどにしても、さらっと次の一口を楽しめるのではと考えられます。
「濃厚」の「米久 サラダ用うす切りペッパーポーク」は、うま味、塩味が強く、さらにうま味の余韻もしっかりとありました。口に入れたときのインパクトがあり、余韻も強いため、脇役として添えてもしっかり存在感を発揮してくれそうです! 商品名にもある通り、サラダにプラスして食べてみたい!
おわりに
今回は、いま話題のパストラミの味わいを科学的に分析してみました!
パストラミには色んな個性があることがわかりましたね! 香辛料を使ったスパイシーな風味は肉が苦手な人でもトライしやすいのではないでしょうか。
これを参考に、使われている「肉」に注目して食べ比べをしてみるのはどうでしょう?
次回の記事もお楽しみに!