始まりの休日
ある晴れた朝
ボクは猫と一緒に家を出た
外はポカポカと暖かく
どこにも不幸なことなど存在しないみたい
太陽が優しい日差しを注いでいる
しばらく歩くと閑静な住宅街にでる
そこにある公園はボクらのお気に入りの場所だ
すると猫は待ちきれないように走り出した
それを見たボクも猫を追いかけた
通り過ぎていく木々
少し遅れて街の喧騒も通り過ぎる
絡まっていた心の糸が少しずつ解けていく…
遠くで子供たちの笑い声が聞こえる
ボクは眠い目をこすりながら
どこまでも自由な猫を追いかけた
明日から何か変わるかもしれない
きっかけはなんだっていい
今が変わればなんだっていい
今日が始まりの休日でありますように
ボクは自由な猫を追いかけた
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