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音楽で複業化をめざそう!〜とりあえずサンプル・パックもあり

 こんにちわ、タスケンです。だいぶ前に政府の方から、『老後は2000万円必要だ』みたいな話がでて、知らない間に『企業は副業を禁止することを禁止する』という法律が成立しています。これって要は、老後までは面倒見れないから副業するなり自分でなんとかしてねってことですよね。しかもコロナの影響も受けたりで、収入に対して不安を抱いている人は多いと思います。

 副業をするといっても、今は頑張ればネットをうまく活用した方法がいくつか存在しますが、ぼくは音楽家なので、音楽がらみで色々と考えてしまいます。(音楽以外ではこのnoteで記事を検索すれば、有益な情報が探せます)

 一般的なイメージだと、音楽で稼ぐ方法となると、自分で曲を作ってミックスして完成形にしないといけない、そう思う方は多いはず。

 作曲できない人には収益化するチャンスはないのか?

  いえ、楽器をある程度のレベルで人にもチャンスはあると思います。それは

サンプル・パックの販売です。

今日以下のツイートをしました。

 サンプル・パックとは、音素材をサンプラーに取り込んで楽器として使うための素材集のことです。

 特にHiphopのトラックなどはサンプリングがよく使われており、曲によっては全てサンプリングで構成されていることもあるほどで、よく聴くポップスなどにも、割と使われており、今ではなくてはならないものとなっています。

 どういう素材が使われているの?と疑問に思われる方にお答えしますと、ドラムの単音が一番多く、その他にもシンセや生楽器のフレーズなども使われます。有名どころでは、昔のヒット曲のレコードからあるフレーズを使って曲にしてヒットさせたアーティストとか聴いたことありませんか?それがサンプリングという技法です。

 と、サンプリングが割と使われている今の音楽。サンプル・パックというサンプラー用の音の素材集が昔と比べてかなりの数が販売されるようになりました。

 昔は音素材を販売するには、プロダクションやレーベルなどを通して厳選されたものでなければリリースできませんでしたが(個人的にネット上で配布している人もいることはいましたが)、個人が販売するには敷居が高かったのです。

 しかし、今は個人であらゆるものを販売できる時代。このnoteではデジタルコンテンツも販売できますし、BASEでも販売できます。あとはBandcampなども。

 ただ、どういった音を販売すればいいのか?ただ単に個人で楽しんで弾いている演奏を販売しようとしても、それは厳しいでしょう。今の音楽にあったフレーズや音色のものをリサーチしてよく練る必要があります。例えば、

Lo-Fi Hiphopなら
・ジャジーなギターフレーズ(エフェクトあり、なし)BPM別に
・ジャジーなコードストローク(エフェクトあり、なし)
・R&Bベース
・音質の劣化したジャズピアノのフレーズ、などなど

 また、逆に超ニッチを狙うという手もあります。サンプル・パックは多くのタイトルが出回ってきてますので、こういう方が収益化できるかもしれません。例えば、

・生活音(いわゆるサウンドスケープ)
・身の回りの音を使った効果音
・珍しい楽器のフレーズ集や単音、などなど

 こういった方向性で考えていけば、色々とアイデアも浮かんでくると思います。

今後、実際のサンプルの作り方などを記事にしておこうと思っておりますので、世のプレイヤーの方々は、ぜひ参考にしてみてください。


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TAKEO SUZUKI|電子音楽家
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