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Bリーグ2018‐19シーズン前半戦を振り返る。外国籍選手のオンザコートルールの変更について

富樫選手の劇的なスリーポイントシュートにより延長戦の熱戦に終止符を打ち、千葉ジェッツの3連覇で終えた天皇杯。2019年の男子バスケの盛り上がりとしてはこれ以上ないスタートだったのではないかと感じる。この後、Bリーグが再開されてBリーグのオールスターとレギュラーシーズンの後半戦そしてチャンピオンシップ、男子バスケ日本代表で言えばワールドカップのWindow6、ワールドカップ出場が決まれば夏には中国でのワールドカップ。 個人に目を向ければアメリカで大活躍している八村選手のNCAA

    • 10年目の邂逅‐その2‐:10年前のレブロンの凄さから予想する2018-19シーズン

      前回の記事では2007‐08シーズンオフに起きたセルティックスBig3形成までの話を書いた。今回の記事ではその2007‐08シーズンのプレイオフでのレブロンの凄さに改めて触れつつ、そこから2018‐19シーズンにおけるロサンジェルス・レイカーズを大胆にも予想してみたい。 結論ファーストでいくと、2018‐19シーズンのロサンジェルス・レイカーズは“最低でも西カンファレンス・ファイナルまで勝ち上がり、ファイナル進出の可能性もある”と筆者は予想する。 これはいくらレブロンが加入し

      • 2020年東京五輪に向けて!残り2年間で日本代表が出来ること

        これまでの記事でアメリカの強さと今後について考えてみた。2020年東京五輪で日本女子バスケ代表が金メダルを取るためにはアメリカ(とアメリカ以外の強豪国)をトーナメントで倒す必要がある。そのために残り2年間で出来ることを5つの案として考えてみた。 ※ここで述べているのはあくまでも案であり、現実的に出来ないこともあることをご了承ください。 1.代表経験が豊富な選手の登用 2.国際試合の有効活用(アジアカップ、五輪予選) 3.外国籍選手の登録基準の変更 4.海外リーグへの挑戦の支

        • 2020年東京五輪に向けて!アメリカ一強体制は続くのか?

          アメリカの3大会連続金メダルで終えた2018年FIBA女子バスケットボールワールドカップであるが、このまま2020年東京五輪に向けてアメリカの一強体制が続くのかを考えてみたい。 結論から言うと筆者の観点では“2020年の東京五輪もそれ以降もしばらくアメリカの一強体制が続く”と考える。理由はシンプルに2つ挙げる。 1.インサイドのタレントレベル 2.世代交代の成功 である。理由を説明する前に少しデータを上げてみる。ワールドカップとオリンピックにおけるアメリカ代表の歴代最小得

        Bリーグ2018‐19シーズン前半戦を振り返る。外国籍選手のオンザコートルールの変更について

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          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!最強アメリカの勝因と日本女子バスケ代表が2020年東京五輪での金メダルを目指すために

          2018年FIBA女子バスケットボールワールドカップはアメリカの優勝にて幕を閉じた。アメリカの強さは圧倒的であり簡単にデータで示す。 ・1996年のアトランタ五輪以降国際大会で100勝1敗 (1敗は12年前の2006年のワールドカップ準決勝ロシア戦) ・ワールドカップで22連勝中 ・オリンピックも入れると国際試合で46連勝中 ・46連勝中における相手との点差は平均で35.5点!! とあまりにも強い。 写真:優勝トロフィーを掲げるアメリカ代表 http://www.fiba.

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!最強アメリカの勝因と日本女子バスケ代表が2020年東京五輪での金メダルを目指すために

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!グループの順位が確定!!

          まず分かりやすいグループDから。中国がセネガルに勝利して、 1位:アメリカ、2位:中国、3位:セネガル、4位:ラトビアとなる。 そして、スペインとベルギーの試合は本当に死闘となる。ベルギーが8点差以上で勝利すればベルギーが1位となるこの試合。スペイン15点差ビハインドで始まった第4クォーター、残り1分でこのきわどい点差(8点差前後)でベルギーがリードする展開。スペインが残り1秒でフリースロー2本を獲得して2本とも決めて7点差!!!スペインが1位となると思いきや、ベルギーがブ

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!グループの順位が確定!!

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!日本VSプエルトリコ速報!!

          第1クォーター 日本のオフェンスの最初の5本は全てスリーポイントシュート(そのうち2本成功)で始まる。さらに馬瓜がチームとして3本目のスリーポイントシュートを成功させる。残り3分、18-11と日本が7点差リードの段階でプエルトリコがタイムアウトを取る。この時点でインサイドも効率よく攻めることができていた。また、日本のディフェンスも良くプエルトリコシュートの成功率を下げさせていた。”髙田、宮澤を休ませることができるか”ということも同時に注目。その後、水島がスリーポイントシュート

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!日本VSプエルトリコ速報!!

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!ミドルシュートの重要性?!

          まずは日本対スペイン戦における日本のショットチャートを見てみる。 写真:2018年9月22日、日本対スペイン戦における日本のショットチャート http://www.fiba.basketball/womensbasketballworldcup/2018/game/2209/Japan-Spain#|tab=shot_chart 明らかにペイントエリア内(3秒ルールが適用されるエリア)のシュートと3Pのシュートに偏っているのが分かる。もちろんそれは戦術的な部分があり、バス

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!ミドルシュートの重要性?!

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!グループリーグ最終戦に向けて状況整理

          まず全体のスケジュールを確認してみる。公式サイト(※)によると、 ・22、23、25日の3日間でグループ予選を行う(24日は休息日)。 ・26日に各グループの2位と違うグループの3位が対戦し勝者が準々決勝に進む。 ・27日が休息日となり、28日から30日にかけて準々決勝、準決勝、決勝と順位決定戦を行う。 ※http://www.fiba.basketball/womensbasketballworldcup/2018/competition-schedule 前回の記事の仮

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!グループリーグ最終戦に向けて状況整理

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!大会2日目途中時点の順位について

          日本がオーバータイム(延長戦)の末にベルギーに勝利した!第1クォーターから日本が多くの時間帯でリードしていた展開から、第4クォーターにベルギーに追いつかれ逆転されてしまった。しかし、残り時間約1分馬瓜エブリンのスリーポイントシュートで同点に追いつく。その後は両チームとも得点できず延長戦に入る。 延長戦では先にベルギーのエースシューターにスリーポイントを決められて先行されるが、その後に宮澤が2本のスリーポイントシュートを決めて逆転!!最後は守り切り勝利を収めた。結果として日本と

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ!大会2日目途中時点の順位について

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ開幕!日本代表と大会フォーマットについて

          いよいよ開幕となるFIBA女子バスケットボールワールドカップに向けて、日本代表メンバーが発表となった。日本バスケットボール協会の公式サイト(http://www.japanbasketball.jp/japan/46683)によると下記のメンバーとなっている。 #0 長岡 萌映子 (SF / トヨタ自動車アンテロープス) #1 藤岡 麻菜美 (PG / JX-ENEOSサンフラワーズ) #7 水島 沙紀 (SG / トヨタ自動車アンテロープス) #8 髙田 真希 (PF /

          FIBA女子バスケットボールワールドカップ開幕!日本代表と大会フォーマットについて

          女子バスケワールドカップ開幕!最強アメリカ代表の注目選手

          ・4つのオリンピック金メダル ・3つのワールドカップ金メダル ・3回のWNBA チャンピオン ・2回のNCAA全米チャンピオン ・4回のユーロリーグチャンピオン ・2回のユーロスーパーカップチャンピオン ・5回のロシアリーグチャンピオン これだけのチャンピオンを経験した女子バスケ選手がいる、その名前が「スー・バード」である。先日発表された女子バスケワールドカップに向けてのアメリカ代表にも選出され、4つ目のワールドカップ金メダルを目指す戦いに挑む。スー・バードは2018年のWN

          女子バスケワールドカップ開幕!最強アメリカ代表の注目選手

          10年目の邂逅‐その1‐

          2018年ももう少しで3分の2が過ぎた。ふと思うのが2018年は1998年から20年。1998年は日本のスポーツ界でいろんなことがあった年のように思う。 ・日本サッカー代表が初めてワールドカップに出場(開催地はフランスで、結果は予選リーグ3連敗)。 ・松坂擁する横浜高校が甲子園春夏連覇(当時史上5校目、夏の準々決勝・準決勝・決勝はすべて伝説的な試合)。 ・田臥を中心として能城工業が高校3年間9冠を達成(現時点で他に達成した高校は無し)。 ・冬季オリンピックが長野で開催され、ス

          10年目の邂逅‐その1‐