階段昇降機ってどんな種類があるの?
足の不自由な方や、階段の上り下りにご苦労されているご高齢の方におすすめの階段昇降機・・・実は種類がいろいろあります。
実は福祉や介護関係の方でもちょっとわかりにくい!?
階段昇降機の種類を解説しちゃいます!
①はタスカルではおなじみの『いす式階段昇降機』
設置場所を選ばずほとんどの階段に設置が可能です。今現在お使いの階段をそのまま利用できるのもうれしいポイント。
リクライニング機能がないので、ある程度座位が保てる方、移乗の動作が必要です。
レールを階段の踏み面に固定します。
②は『可搬型(かはんがた)階段昇降機』です。
キャタピラーで一段一段上がる昇降機で、いす型や専用の車いすを着脱できるタイプもあります。
介護保険のレンタルが可能で、必ず操作をする介助者が必要です。また、操作する方は安全指導員に指導を受けてから行うことが義務づけられています。
使わないときは別の場所に保管ができ、固定式の昇降機が設置できない公共施設や階段幅の狭い団地などの集合住宅等にもよく利用されています。
災害や緊急時のための備えとして所有しているビルやマンションもあるようです。
曲がり階段にも対応していますが、回転できる半径は限られるのでご注意を。
③は『車いす式階段昇降機』と書いていますが、正式には『斜行型(しゃこうがた)段差解消機』となります。
カテゴリー的には『階段昇降機』ではなく、『段差解消機』のカテゴリーになります。
最近は駅などでもよく見かけ、公共施設に設置しているイメージが強い斜行型ですが、もちろん個人のお宅にも設置できます。
使わないときは折りたたむことができ、幅を取らない非常にコンパクトなタイプもありますので、車いすのサイズは限定されてしまいますが、移乗の必要がないので日常的に車いすを利用している方にはとってもおススメです。
一般の方が購入できる斜行型段差解消機は、ほぼヨーロッパからの輸入品になります。
④は斜行型段差解消機と来たので階段昇降機ではありませんが、まっすぐ垂直に上がる鉛直型(えんちょくがた)の『車いす用段差解消機』です。
おなじみのタスカルシリーズは150㎝の段差まで介護保険適用のレンタルが可能です。
(※240㎝は販売のみです)
日常的に車いすを使っている方にはこちらもおススメですね。
耐荷重も180㎏で電動車いすの方も安心ですし、お一人で使われる方のための遮断棒やブリッジが電動にできるオプションもあります。
いかがでしたでしょうか?
ちなみに最近は、階段昇降機のレンタルをやっている会社様も増えてきました。
階段昇降機のレンタルと購入についてはまたいつかのコラムで・・・