「ズッコケ三人組の地底王国」の感想

わーい!小人だー!小人大好きーー!
佐藤さとる「誰も知らない小さな国」シリーズにどはまりした少年時代を過ごした私にとって、三人組が小人になるという設定は、まさに好き×好きのエモーショナルコンボなのです。

学校行事で登った山の中で見つけたストーンサークル、その力で小人になってしまった三人は、小人が暮らす地底王国で、伝説の勇者として迎え入れられ、彼らが恐れる悪竜と戦うことになります。

カエルを家畜として飼い、ネズミを馬のように乗りこなす。ブドウ一粒でお腹いっぱい…。最高!「小さな国」シリーズも読み直さなくちゃという気持ちになります。

小人の世界は、人間の世界と地続きでもあるので、人間との接触があるのがいつもとひと味違うところでしょうか。悪竜退治のためにハカセが提案する作戦の大胆さ、是非実際に読んでほしいところです。

この話もオチがいいんですよ!ズッコケシリーズはほんと、オチが上手。

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