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暇を持て余した地方公立中学トップ層がやるべきこと vol.1

はじめに

こんにちは!メンバーのおぎちゃんです!

突然ですが、「高校受験は余裕」
と感じている中学3年生の人はいませんか?

正直に申し上げて、僕は相当に暇をしていましたし、余裕でした。
在籍中学の中では常時成績トップクラス。
地方の公立中学から地域のトップ進学校を受験。
僕の県は前期・後期と高校入試の日程が分かれていたのですが、
僕は早々に前期試験で通ってしまい、暇を持て余していました。

決して自慢をしたいわけではありません。
ただ、地方出身の東大生や早稲田・慶應生などと話していると度々
「あぁ、あの虚無の期間は何だったんだろう……」
と思うことがかなりあります。
将来的に難関大学を受験するような中学生は、
学校の勉強だけでは大抵暇なのです。

と、いうことで。今回の記事からは少しずつ
「暇を持て余した地方公立中学トップ層がやるべきこと」
を少しずつ発信していこうと思います。

その1.読書

大学1年生の僕が中学生の自分に
「これだけはやっとけ」
と言うならば、まずはこの「読書」です。

高校卒業まで僕はまるで読書習慣がなかったのですが、
今思うと結構勿体ないことをしたな……と思います。
学校で習わない知識に自分から触れる体験は、
「学ぶこと」を楽しくします。
中学範囲なんて簡単だよ、と思っている人ほど本を読んでほしい。

さて、読書をしろ、と言われても「何を読めば?」となりますよね。
僕がお勧めしたいのは、
「お住まいの自治体の図書館に行き、
ぐるっと回った中で興味ある本を手に取ってみる」
ことです。

恥ずかしながら、僕は大学1年生の9月になって
初めて町の図書館の蔵書を眺めました。

そこで最初に思ったのが
「あれ?大学で勉強するようなことが書いてある本が
思ったよりたくさん置いてある…………」

ということです。

図書館の棚には
「社会心理学」
「認知科学」
「教育社会学」
「ミクロ経済学」
「マクロ経済学」
「行動経済学」


などなど、しっかりとした学問の名前がついていました。
社会心理学って何でしょう。
経済学は分かるけど、ミクロとマクロの違いは……?

聞いたことのない学問の名前もあったのではないでしょうか。
普通に生きていると、学問の名前にはあまり触れませんよね。

そう。「存在すら知らなかった」学問を
「知る」ことができるのが図書館です。

言い換えれば、図書館の中を歩くことで
「世の中にはどんな学問があるのか」
をうっすらと知ることができます。

「そんな難しそうな本、中学生には読めない」
と感じましたか?

いえいえ、読めます。
いや、嘘です。読めないかもしれません。
けれど、「中学の勉強が退屈」と感じている人にとっては
良い刺激になるのではないでしょうか?
そして少しばかり難しくても、
あなたが興味を持った内容だったら読めます。

中でも「新書」という形式の本は
素人でも読みやすく作られています。

特に文系に興味がある!という人は「ちくまプリマ―新書」
特に理系に興味がある!という人は「ブルーバックス」
という新書がおすすめです。
※ちくまプリマ―でも理数系の学問を扱うことはあります。

気軽に手に取れそうなものだと、例えばプリマ―新書なら
友だちは永遠じゃない ―社会学でつながりを考える

ブルーバックスなら
進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語
などでしょうか。

ちょっと出版社のホームページをのぞいて
「これは若い人でも面白そうかな?」
というものを選んでみました。

こんな風に、ちょっと題名をチラ見して
「これは面白そう!」
程度でいいんですよ。

そうですね。例えば最近僕が「面白そう!」
手に取った新書はこんなもの。

「幸福学」ですよ?
そんなものを学問の対象にしていいの?

いいんです。学問って、自由な世界ですから。
皆が自分の好きなことを研究している世界です。
能動的に、自分の知りたい事を探求する。そんな場所。
折角の暇な時間です。そんな世界に飛び込んでみませんか?

さぁ、少しでも興味を持ってくれたら図書館にレッツゴー!です。

では、続きは次回の記事で!!!!


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