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習慣をつけるために②

前回のおさらい

昨日はそもそも習慣づけのための心得みたいなところの話をしました。習慣づけには、結果ベースとアイデンティティベースがあり、アイデンティティベースで習慣をつけていった方が良いということでした。

アイデンティティーとは、その人の核となる部分。どんな人間になりたいのか。どんなことを大切に生きていきたいのか。そういったことをきちんと考えて、明確にしていく必要があります。自分自身を振り返る時間を確保することが大切かもしれませんね。教職員の方は夏休みの時間があるときにマインドセットをしてみてください。

今、教育界でもコーチングが流行っているようですが、アイデンティティーの部分を見つけていくためには、必要なのかもしれませんね。

習慣の4つのステップ

少し具体的な話に移っていきましょう。クリアー氏は、習慣には4つのステップがあると言われています。

1 きっかけ
2 欲求
3 反応
4 報酬

スマートフォンで例えると、こうなります。

1 スマートフォンがなり、通知がくる(きっかけ)
2 メッセージの内容を知りたい(欲求)
3 スマートフォンを手に取り、メッセージをみる(反応)
4 欲求が満たされる。スマートフォンの音に反応し、欲求を満たしたくなる(報酬)

この4つのステップにひと手間加えることで、習慣を身につけることができるそうです!

習慣をつける4つの法則

それが以下の方法です。

第1の法則 きっかけをはっきりさせる
第2の法則 欲求を魅力的にする
第3の法則 反応を易しくする
第4の法則 報酬を満足できるものにする

です。
今日は第1の法則について話していきましょう。

第1の法則 きっかけをはっきりさせる

「きっかけ」というのは、先程のスマートフォンの例のように、人間が行動する原因の部分です。「〇〇が鳴ったら□□をする」「〇〇に行ったら□□」をするといった具合です。

その〇〇の部分をはっきりさせるというのが、第1の法則です。
具体的には、「いつ・どこで・何をする」のかを、明確にさせることです。

私は以下のような習慣を設定しました。

・午前六時に起きて台所でお茶を飲む。
・午前6時10分から30分まで自分の部屋で読書をする
・午前6時半からリビングで10分間筋トレをする。

時間と場所、行動を明確に設定しておくのです。するといつ、どこで、何をするのかが明確となり、習慣となっていきます。

やりたくないことも取り入れる

しなければならない習慣もありますよね。時間がかかったり、めんどくさかったりする習慣です。そんな時は、「習慣の積み上げ法」を活用します。

文字通り、習慣を積み上げます。普段している習慣に、しなければならない習慣を積み上げるのです。
僕はなかなかnoteを書いたり読んだりすることに向かえないので、

娘を風呂に入れたらnoteを書く!

というように設定しました。今のところは続いています(2日目・・・)

悪い習慣ははっきりさせなければ良い

最後に、やめたい悪い習慣のやめ方を紹介して終わります。習慣の付け方の反対です。はっきりさせるの反対なので、はっきりさせなければ良いのです。

例えば、スマートフォンを触ってしまって時間が勿体無いからやめたいという状況だったとします。はっきりさせないという方法でいくと、スマートフォンをどうすれば良いと思いますか?


答えはシンプルです。スマートフォンを隠せば良いのです。
はっきりしない=目に見えない場所に隠すのです。

もっとも強力な感覚能力は視覚である。人間の身体には、約1100万の感覚受容体がある。そのうち約1000万個が見ることに使われている。
『複利で伸びる1つの習慣』p.102

人の思考は視力に左右されることが多いそうです。店の陳列を見ても、買って欲しい物を真ん中の目が届きやすい場所に置くそうです。

はっきりさせないということは、隠したり、曖昧にすれば良いのです。そもそも、そのきっかけをしなければ良いということです。


本日のまとめ

本日は第1の法則(きっかけをはっきりさせる)について紹介しました。明日は第2の法則です。お楽しみに!

今のところ、この本通りにすれば習慣づいています。まだ2日目ですが、これからも頑張ります!

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