習慣をつけるために④
前回のおさらい
昨日は第2の法則「欲求を魅力的にする」について紹介しました。今日は、第3の法則「反応を易しくする」について紹介していきます。
計画よりも実行
習慣をつけるためにはとにかく実行することが大切だと、何度も書かれています。計画を立てることに時間をかけるのではなく、とにかく繰り返し実行していく。
クリアー氏の習慣に対する考え方は以下の通りです。
何度も、何度も繰り返すことが「習慣」をつける手っ取り早い方法なのです。
最小努力の法則
人間の脳はエネルギーを使うことを避けます。他の脳科学の本にも書いていましたが、人は大きな変化を拒むそうです。その分脳のエネルギーを大量に消費してしまうからです。脳は疲れたくないのです。これは、人間が持つ生命本能が原因として考えられています。
「最小努力の法則」というものが紹介されています。文字通り、人はエネルギーを消費しない、最小の努力を優先するということです。特に何も考えず、手間のかからないことを優先してしまうそうです。
この本能を逆に利用しようというのが、クリアー氏の考え方です。クリアー氏は「2分間ルール」というものを考えました。
2分間だけ、何かをするのです。
・2分間だけ筋トレをする。
・2分間だけ勉強をする。
・2分間だけ読書をする。 などなど・・・
これを毎日繰り返していきます。先ほども述べましたが、習慣をつけるときに大事なのは時間ではありません。頻度です。
毎日毎日何度も繰り返すことが大切なのです。1分でも2分でもいい。計画なんかせず、とにかく実行することこそが、習慣づけへのステップだということです。
やめたい習慣は難しくする
最後に、やめたい習慣について話をして終わります。易しくするの反対は難しくするです。やめたい習慣は、エネルギーを消費する習慣へと変化させれば良いのです。
例えば、タバコ。タバコをやめたい場合、タバコを吸うための手間をたくさん設定すれば良いのです。
そもそもタバコを買わなければ、買いに行かないといけない手間がかかります。
買ってしまっていたらどうしますか?第1の法則とも重なりますが、見えないところに隠すのもありです。押入れの奥に閉まってしまうのはどうでしょうか。吸うためにはいちいち押入れから持ってこないといけなくなります。
テレビをみてしまう癖をやめたい場合は、コンセントを抜いてしまうというのはどうでしょうか。そうすれば、テレビをみるためにいちいちコンセントをささなければいけなくなります。
以上のように、やめたい習慣があった場合は、その行為を簡単にできるようにせず、エネルギーを消費させるようにすれば良いのです。すると脳は、そのことに抵抗を感じ、その習慣をしなくなります。
今日のまとめ
今日は第3の「反応を易しくする」について紹介しました。習慣にしたい行動を起こす手間を省き、簡単にしていくことが大切だということがわかりました。
明日はラスト!第4の法則「報酬を満足できるものにする」です。noteを連続投稿してこれで3日目!いい感じです!この本のおかげかもしれませんね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?