帰省できない単身赴任者
今日のテレビ会議、ZOOMミーティングで、ゴールデンウィークの過ごし方について話題が上がった。
単身赴任をしている人達は、「今回のコロナウイルス騒動で帰省しにくい」、「帰省すると白い目で見られるので帰省できない」と言う嘆きの声をたくさん挙げていた。
「リモートで働く」と言う働き方改革の話は進んでいるが、単身赴任の制度って如何なものか?そんな話になったのだ。
単身赴任のメリットについて調べてみると、こんな記載があった。
例えば、自分の自由な時間が増えるとか、赴任先の文化に触れることができる、家事の量が減る、夫婦喧嘩が減ると言った内容である。
まあ、確かに言われてみたらそうなのであるが、やはり家族のいる世帯からすると、精神的な負担に加え、二重生活で金銭的な負担が大きいのも現実にあるだろう。
今の働き方改革が言われる中、逆行しているように思われる単身赴任の制度であるが、今のリモートワーク、テレワークを多用する社会になった今、異動しなくても十分仕事ができる体制になったと私は考える。
それを踏まえると、転勤制度や単身赴任についてもこのタイミング一度検討するべき段階に来ているのではないか?
私はそのように考えるのである。
例えば、地元が大阪で東京へ単身赴任をしてる人が居るとする。今は、緊急事態宣言下で事務所に出社しなくても良い状態である。
それならば、別に東京に居る必要はないでないか。大阪で仕事をしても良いのだ。テレワークなら、別に離れ離れになる必要がない。
人生、会社に染まる必要はない。会社に染まりたいなら、そのやり方をすれば良いが、自分の生き方を追求するべきなのだから、やりたいようにやれば良い。
諸外国からは「考えられない!クレージーだ!」と言われている単身赴任制度を、見直す段階に来ているのではないか。
働くには、ストレスを少なくして働けるのが理想であるが、単身赴任をしてる側としては、ストレスが大きくなりがちなのは事実としてある。
今日は単身赴任の方の嘆きを聞きながら、働き方改革とは何なのか。単身赴任って何なのか。
企業は単身赴任をなくし、テレワーク、リモートワークを駆使した上で、適材適所な人財を配置するべきだ。そう感じたので、この内容を書いてみました。