アスカの家庭用シュレッダー(B03W)を半年使ってみた感想
シュレッダーと言うのは、場所を取る。ところが、おうちのシュレッダーは、本棚に収納している。
とてもコンパクトなサイズだ。
久しぶりの家電レビューになりますが、今回はアスカのコンパクトタイプのシュレッダー「B03W」、「B05W」についてご紹介いたします。
いつものように、良い点、悪い点、総評を書いて行くガチのレビューです。
よろしければ、最後までお付き合い下さい。
【良い点】
1.場所を取らない
何と言っても、これです。
シュレッダーは、場所を取り、置き場所に困るものです。
ところが、このシュレッダーはブックサイズ。
幅9.5cm、奥行き37.5cm、高さ18.4cmと、非常にコンパクト。
私の家の場合、本棚に収納しています。
2.少し必要なニーズに対応している
このシュレッダーは、A4サイズ2枚だけを裁断することができるのです。
(3枚と書いているが、なぜ2枚なのは後で書きます)
考えてみたら、シュレッダーをする書類は、全てを裁断する必要はなく、個人情報が掛かれている部分のみを裁断すれば良いのです。
私の場合は個人情報だけを小さく切り取り、裁断をしています。
だから、時間もそれほどかかりません。
3.裁断時の細かさは標準的
裁断時の細かさは、4mmx10mmのクロスカット。
細かさ的にはストレートカットよりもセキュリティーレベルは高いけど、業務用でよく使われるマイクロクロスカットではないので、標準性能を満たしていると言ってよいでしょう。
(実際に裁断したあとの様子です)
【悪い点】
1.1回にA4サイズ2枚しか裁断できない
「3枚」と書いていますが、実質2枚しか裁断できません。
2枚でも、パワーが落ちます。3枚だと、残念ながら使い物になりません。
なので、実質最大2枚と考えておきましょう。
2.満杯状態がわかりにくい
シュレッダーは裁断したものが満杯になったら、裁断を受け付けなくなります。
そのタイミングが、裁断したものを捨てるタイミングです。
高機能なシュレッダーのように、ランプでお知らせしたりしてくれる機能はありません。
慣れるまでわかりにくいですが、慣れの問題ですので、ここは我慢の部分です。
3.メンテナンスシートは必要
シュレッダーのキレが悪くなった場合、裁断する刃に対して、オイルを挿す必要があります。
オイルを挿すタイプも安価で良いのですが、シュレッダーの内部が汚れてしまうので、お手入れが大変なのです。
なので、お手入れの手間を減らすのにおすすめするのがメンテナンスシートです。
やり方はとても簡単。メンテナンスシートを裁断するだけ。
これで、刃に対してオイルを挿した効果になるのです。
おすすめは、コクヨのメンテナンスシート。
Amazonでもベストセラーになっていますので、間違いのない商品です。
私も実際に使っていますが、たくさん裁断して、回転が悪くなったな、と思う時に使うようにしています。
使った後は切れ味が戻りますので、効果は抜群なのです。
少し高いかも知れませんが、買ったシュレッダーを長く使うのであれば、必須の商品となります。
「オイルを買えばいい」という意見もありますが、あとで拭き掃除をしたりする手間を考えたら断然こちらだと思います。
【総評】
・場所を取らないシュレッダーが欲しい
・たまにしかシュレッダーを使わないけど、手動は嫌だ
・それなりに裁断できるものが良い
・こつこつシュレッダーするのが苦ではない
そんなニーズに対応したのが、このシュレッダーと言えます。
シュレッダーを選ぶ場合、最初は枚数たくさん裁断できて便利なやつがいい!と思うかも知れませんが、シュレッダーが場所を占拠する形になりますので、出来ればコンパクトにした方が良いと私は思います。
また、手動のシュレッダーは時間も手間も掛かります。
手動のシュレッダーのハンドルをぐるぐる回していた時に比べると、遥かに作業は楽です。
あと、個人情報やちょっとした書類を裁断するだけなら、業務用と比較する必要はないと思います。
週に1度か2度、シュレッダーを使う程度ならこの程度で十分でしょう。
皆さんがシュレッダーを買うきっかけは、たくさん裁断したいものがあるから、と言うきっかけの方が多いと思います。
このシュレッダーはコンパクトサイズ。先程書いたきっかけで、シュレッダーをしてみても、一日で全部終わるのは難しかったです。
なので、私はこのシュレッダーを買って、何日かに分けてせっせと裁断をしていました。
このシュレッダーを選んだ場合、最初は地道な作業ですが、こつこつとたまったものを裁断していくしかありません。
溜まっていたものがなくなれば、後は定期的に少しずつこつこつと裁断をすれば良いのです。
なので、アスカの家庭用シュレッダー、B03Wは「こつこつ型のシュレッダー」だと私は思います。
私は会社での暗黒時代に「シュレッダー社員」と言われて、ありとあらゆるものをシュレッダーで裁断していた時期がありました。
なので、シュレッダーには結構うるさい人なのですが、これは家庭用ニーズに応えたちょうど良い商品だなと思い、今回は紹介いたしました。
家庭用シュレッダー選びの参考になれば嬉しいです。
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