文章で「思います」を言い換える
noteで文章を綴り、最後に自分の文章を眺めてみる。
そうすると、ふと気になる事がある。
それは文章に「思います」を多用してしまう事だ。
私自身、そもそも文章を上手に書けると思ったことがない。それは、自分がこれまでに接した凄い人達と比べてしまっているというのもある。
以前、Twitter上で「占い師さんは学生時代、国語の点数が高かった説」みたいな話が語られたことがあったが、私は漢字テストで稼ぐことしかできず、文章題はからっきし。
高校以降の国語の成績は、下から数えた方が早い成績だった。
私の親愛なる大王様と会話をしても、
「言葉の読みが違う」
「使い方がなってない」
などとダメ出しをされ続け、言葉もうまく出てこなくなる経験は、ある意味日常茶飯事で起こっている。
こんな環境に居るから、自分の国語力については劣等感、つまりコンプレックスが自分の心を支配してるように感じているのだ。
そんな私のことはさておき、世の中には「思います」を多用する文章にはよく出会う。
例えば子供の作文で「思います」を多用する。
でもこれは、正直仕方のないこと。
なぜなら、子供は語彙力がまだ発達していないからだ。
語彙力を増やすには読書するなり人と接するなりを続けて行くことで、自然と増えていくもの。
だから、子供が文章で「思います」を連発した場合には注意するのではなく、見守ることが大切なのだ。
作文ではない場面で本を勧めたり、気づきを与えることが想像する豊かさを増やすのではないかと考えたりもする。
一方で大人の場合は、文章のフレーズが同じ表現ばかりだと子供っぽく見えるので、注意が必要だ。
そのような文章はあまり賢く見えないし、底の浅さと言うのも出てしまうように感じるからだ。
なので、「思います」を多用しないこと、常に言い換える事を意識することを頭の片隅に入れておくのが賢明である。
例えば、言い切る形。
会議の時に、
「会議を始めたいと思います」
と言うのではなく、
「会議を始めます」
なのである。
始めるのが事実なのたがら、思いますを使う場面ではないのだ。
また、別の表現に置き換える事も方法の一つだ。
僕は何々だったと確信している。
以前は美容室だったと記憶している。
このような形で「思います」と使いたくなる部分を別の表現にして、文章の締めを多彩にすれば、読み手側が底の浅さを感じることはなくなるものだ。
「思います」と言うのを、少し変えてみる。
これだけで文章力が上がるのであれば、嬉しい事ではないか。
会話で言い直すのは難しい。
でも、文章は公開するまでは何度でも練り直すことが出来る。
最善の表現を考えて練り直し、書き直しつつ上手な伝え方を見つける。
これを少しずつ繰り返して行けば、きっと伝わる力も身につく。そう自分に言い聞かせて、この文章を書いてみました。
最後に、「思います」という表現を使わずにこの話を書き切ったのを確認して、この文章を締めることにします。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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