タロットカードとの出会い
占いって小さい頃に、スポーツ紙にある今日の占いコーナーを毎日のように読んでた。単純に良い事が書いてあれば、その日は「よし頑張るぞ」って考えたものだ。
そして、テレビで占い師さんが占うのを見ながら、不思議な人が居て、こんな世界もあるんだなと思ってた。
時が流れて、高校三年の時。私はタロットカードに出会う。
確か大きな本屋さんの占いコーナーでいくつかの本を読んで、興味を持ったような記憶がある。
そして、占いフェアをやっていた、当時の梅田Loftだった気がする。かなり記憶が曖昧なのだが。
そこで手にしたのが、今もよく使うタロットカード。
初めて手にした時、何故かワクワクしていたことを今でも覚えている。
占いを始めた頃って、一生懸命カードの意味を覚えていた。カードの意味については、今よりも勉強していたような気がする。
そして、いくつかのカードの意味を覚えて、占いの事例を読んで、実際に占いをやってみることにした。
まずは、友人や家族に対して。高校でも何度か友人に占いをした。
当たってた。
でも、占う機会がなかったので、その後占いをしなくなり本棚にしまうことにした。
そして、その時使ったタロットカードは、何年かの眠りに入る。
これが本当に私が占いを始めた時の話。
初めて書いた。
その後、思い出したかのようにタロットカードを取り出して、改めて占いをすることになったのが、大学生の時だ。
友人が占いの話題を持ち出してきたので、何か当時のことを思い出したかのように、友人に占いをやってみたところ、自分でも驚くぐらい当たる。そこから占いをやることになった。
ここからの話は、今後小説にまとめて行くことになるが、占いを通じてたくさんの方と出会いがあり、今の自分がある。
そんな私は、占いを続けて二十年以上経過した。
こう書いてみると、タロットカードと出会った時の話は、今後自伝を書いたとしても、特段面白いエピソードもないなって思う。
だから今、書いておこうかなって考えたのだ。
昔の方が占いのことを真面目に勉強していたのかな。そんな事を考えながら振り返る一日だった。
【追記】
この時に買ったタロットカードを、私は今も使い続けています。