合コンの二次会ノリでバチェロレッテ感想をつづる part3
【注】
本記事はAmazon Primeで独占配信中の恋愛リアリティーショー「バチェロレッテ・ジャパン」および、過去の「バチェラー・ジャパン」シーズン1~シーズン3の内容についてネタバレを含みます。コンテンツを最大限お楽しみいただくためにも未視聴の方の閲覧をあまりオススメしません。コンテンツをご覧いただいてからぜひいっしょに語りましょう。私と初めましての方はぜひpart1・part2からどうぞ。
今回は2020年10月23日配信開始のエピソード7・8についてつづらせていただく。
まず、エピソード7を語るにあたって2年前に結婚した私がキッパリ断言する。
義両親はガチャ。
バチェロレッテに限らず、バチェラーシリーズは後半に必ず義両親と面談する機会が設けてられているが、よほどのことがないかぎり義両親を見て恋が「加速すること」は無い。(今回はその「よほどのこと」が起きてしまったので予告の地点でお察しな私だったが、皆さまはどうだったのだろう)
減点はあっても加点はない。義両親面談は婚約に向けてのアピールの場というより、バチェラー・バチェロレッテにおいて初めて迎える「防衛戦」なのだ。
本人が堅実なのにその両親が不届き者(失礼)というのは珍しくない話だし、逆に本人が無茶苦茶なのに両親は超マジメという家庭もよくある。子から親は連想できない。というわけで「義両親はガチャ」くらいの気持ちでその顔を見ておくのが良さそう。
と、思っていた私だが、今回の場合は3分の2の可能性で国際結婚ということもあり、いろいろと一筋縄ではいかないシーンが多かったように思う。
前回も同じことを書いたがエピソード7を見てもやはり
杉ちゃん一択かと…!!!!
萌子さんもここ何回かのローズセレモニーは始めに杉ちゃんにローズを渡していて、なおかつエピソード7でも杉ちゃんに真っ先に渡したあたり第一候補であることは間違いないのだろう。が、ホッとするのもつかの間、ローズセレモニーのラストが、えっ、えっ??????
あれか、第一候補をほったらかしにしすぎてラスト手前でフラれる予感がよぎり支離滅裂になったどこかの友永氏()がよぎって安全確認をした感じなのか?????!!!!なんのハグだ!?!?
一旦呼吸を整えて、順にエピソード7を見ていこう。
画家杉ちゃん・中国出身 黄氏・歌手ローズ、3人の義両親面談となる今回。エピソード7にきてもなお、バチェロレッテにおいて偽名が「ローズ」って本当にややこしい。出演者が「ローズ」と口にすると真っ先に薔薇のことが浮かんでしまう私だがきちんと聞いたら當間ローズの「ローズ」だった、ということが何度あったか分からない。
皮肉なものだ、民放のような邪魔なテロップの一切がないことがバチェラーシリーズのメリットだと書いておきながら、これが民放だったならコメントのテロップに色がついていたり顔を切り抜いたものが一緒に表示されたりすることでいくらか視聴しやすかったのだろう。ただ、親切すぎる加工がないからこそ、 下世話な企画にしっかりと耳を澄まして集中してしまう私がいることも事実。
ロケがオンエア順に杉ちゃん→黄氏→ローズくんの順に行われたのかどうか少々疑問が残るところだが、ロケ一発目がローズ宅ではないことを願う私だ。最初がローズ家スタートだと残り2軒を訪問するとき胃痛がしそうな気も…。邪推である。
さて、杉ちゃんのアトリエへ。画家のアトリエってもっと鬱蒼としているイメージだったがとても風通しが良くて明るくてステキ。アートについて知見があまりない私だがストレートに好感が持てる。杉ちゃんの色使いにもやさしい内面が出ていると思う。
萌子さんが作る作品を否定もしないが大肯定もしないところがとてもいい。私だったら少しでも気に入られたくてべた褒めヨイショマンになってしまいそうだけど、この局面に来ても自然体の杉ちゃん。もはや35才という年齢からくる包容感なのだろうか。
家族は「俺がいっぱいいる感じ」と比喩する杉ちゃんの言葉も面白い。義両親ガチャにおいて “惚れた夫とそっくりの義両親” というのはSSRの引きに相当するので、ポジティブな要素だ。
そして登場する義父・義母・そしてテレビ出演に伴ってあわてて美容室に行って前髪パッツンになった義姉。いや、美容室は私のただの予想だが、とはいえこういう場できちんとおしゃれしようと思ってくださる義姉は信用できる。
義姉がナチュラルに「素敵だけどスペックが高すぎて自分たちに馴染める方かしら」とインタビューでチクリと言うあたり、少しだけ私自身の2年前がフラッシュバックした私だった。初めて義姉にご挨拶して夫・義姉・私の3人でごはんにいったとき、「弟(夫)のどんなところに惚れたんですか?」という義姉のド直球な質問が、職場の最終面接よりも緊張したことを覚えている。これを外すと大変だと冷や汗をかいたが、思いのほか “お姉ちゃん心” というのはそういうものかもしれない。(ちなみに私の弟は北川景子そっくりの女性を連れてきたので初めてお会いした私はただのオッサンと化して ただただ褒めていた)
そして植樹wwwwwwwwwwwww
婚約指輪もらってから(あげてから?)にしたらと思うけど、そのときそのときで後悔が無いように行動できる杉ちゃんだからこそできたのだろう。その証拠に「はじめの目標はエピソード1突破だった」と語る杉ちゃん。未来を見据えて計算づくめの他候補者と比べて杉ちゃんは今の想いを伝えることに全身全霊をかけている。どう見ても、どう見ても、どう見ても、杉ちゃんがぶっちぎりでイイ男。
スタジオトーク、「そんな萌子が好き!」とはしゃぐSHELLY。私も私も。バチェロレッテにおいてこういう惚れ方をするとは当初の私は思っていなかった。
萌子さんを「強すぎるよね」と言ってしまう岡村隆史氏は、日本人男性のコメントというよりも むしろ昭和のコメント。そんなだから、と書くつもりだったのだが一夜明けたら岡村氏が結婚を発表されていた。目からうろこ。独身男性としてスタジオにいたはずが(略)
さて、黄氏。
見れば見るほど確信したので断言するが、黄氏はずばり「インスタグラマーが連れている彼氏」。
今回もお高そうなスーツをお召しで、と思うが、スーツそのものに目が行って黄氏本人がかすんでしまう私がいる。たたずんでいるだけでお金持ちオーラがあふれていて、清潔感もありイケメンで高身長。彼氏としてインスタに2ショット載せまくるのは楽しいだろうが結婚はどうだろう。
夫は「慶應にこういう同僚山ほどいたなぁ」と口にする。そうなのだ、どこにでもいそうな金持ち俺様男子に映るのだ。黄氏ならではの個性がもっと見たいとAmazonに進言したい。
さらに黄氏は萌子さんを職場につれていって一体なにがしたかったのか。彼は超仕事人間だろうし、今後もプライベートでも仕事の話をするタイプだと思うので 仕事の顔を見る機会など今後いくらでもありそうな気がするが……黄氏から見た萌子さんもこのままではアクセサリーになってしまう。お互いアクセサリー美男美女という釣り合い方もあるのかもしれないが、萌子さんだからこそ、しつこいが私は杉ちゃんを推したい。
回を追うごとに私のnoteが下世話を極めていくが、これぞ恋愛リアリティーSHOWだと思ってご勘弁いただきたい。
続ける。
萌子さんが黄氏の職場で「暮らしに溶け込む?」とかなんとか、聞こうとしても頭に残らないコメントをつらつらと話していたが、えっ、なんだ、もはや中途採用の面接にしか見えなかったのだが……えっ????私がカメラを回す側だったら一旦とめて会話仕切り直ししたいところだ。黄氏もこんな展開希望していただろうか???(黙ろう)
それでも黄氏といるときは萌子さんとても “女の顔” な気がしている。恋は盲目だ、わからん。
「隠し事できないな、バレていることあるんだね~~~」と言葉にする黄氏。わざわざ言う。そういうところだ、そういうところ。彼氏にするなら黄氏が演出する少女漫画のような毎日に飽きないんだろうけど、結婚に求めるところではない気も……。
とかなんとか書いているうちに義両親面談。
黄氏の両親がひとめぼれで結婚したと聞いて「うちの親もひとめぼれなんです!!!」と嬉しそうな萌子さん。えっ、運命感じた?今ので?
でも義両親ってガチャだから。繰り返すがガチャだから。ひとめぼれがキッカケの交際・結婚ってそう珍しくない。でもなにかと運命感じたくなっているあたり、萌子さんは黄氏にけっこうマジで惚れていると見た。
とはいえ、全霊で追いかけてきてくれる杉ちゃんとの恋愛に対して、黄氏だとどちらかというと萌子さんから追いかける恋愛になりそう。現に温泉デートは萌子さんからの告白にも見えた。追う恋愛は退屈はしないし楽しいけど それが一生続くと思うと大変だよー!!!!!!!いつかふと立ち止まって愛されたいって思う時が来……
(深呼吸)
さて、ローズ。
ようやくガッツリ歌が聞けてなるほど、と。これまでクルーズ船といい乗馬といい、歌わないのかな?と思っていた私。なんならカクテルパーティでアカペラで歌い始めて周りが「ヒュ~~~~ゥ」とかいう展開があるかと思っていた。が、しかるべきステージまでずっと温存していたのだな、ステキ。思い出を元にしたオリジナルソングというのもいい。
あら、萌子さん泣くのォ。
インタビューで「嬉しかったの~~~~」と感極まる萌子さん。ただ、「すべての言葉がpoetry」って……相変わらず突然にルー大柴を出してくる萌子さん、嫌いじゃない。
そしていよいよ義実家……って、ローズTシャツのクセがつよい!かわいい!!!!!
なんというか、義両親はガチャとはいえ日本人からすると割と大変なパターン襲来。義母大反対という笑えない展開。
息子離れできていないお母さんって大変、と書こうとしたが、ブラシルは家族みんなで同居している家庭が珍しくない。核家族世帯が多い日本とは対極だ。離れて暮らすという選択肢そのものがマイナーなのかもしれない。
「私と息子を引き離さないで」という義母の強い、強すぎる言葉。萌子さんは「心でつながっている」と同調の姿勢を見せるが違う。正解は「同居させてもらえるように努力する」だっただろうか。でも結婚の決断と同じかそれ以上に大事な義両親と同居/別居の決断、即席で適当な返事はできないだろう。
心配しないでください、と萌子さんはなだめるが、無理って。するって、心配。ローズが実母に対して根回ししておいてくれなかったところをみると、これもまた私の邪推でしかないが義母と萌子さんがもし喧嘩したとしてもローズはあのリアクションを貫くのだろう。
なにより義母の「引き裂かないで」の言葉を予告に入れてしまったのはAmazonのディレクターの失態のような気がしている私だ。正直、海外慣れしてはいても日本人の萌子さんだから、あの言葉を言われると結果は分かる。
そしてローズセレモニー。
當間ローズばかりライバル視していて杉ちゃんなんか敵でもないと思っていたはずの黄氏と、そんな杉ちゃんが残る展開。私がディレクターならニヤニヤしてしまう(下品)。
そしてお別れする歌手ローズに「ふたりで話していい?」という萌子さん。
超いい女!!!!!!!萌子さんいい女、ほれなおしちゃう!!!!
かつてその気づかいができたバチェラーは一人もいなかった。半泣きで追いかけてきたバチェラーはいたけど。(笑うところ)
ローズがとてもいいことを言っているのに、BGMローズの歌っていうのやめwwwwwwwwww コメントもいいし、歌もいいけど、ここで流されると申し訳ないがわが家ではお茶の間大爆笑になってしまって、なんというかAmazonにクレームを入れたい。
現場のテンションそのままにBGMまったくなしでふたりの会話だけしんしんと聞きたかった。
なんというか、料理研究家で号泣した私が歌手ローズ脱落で全然泣けなかったあたり、私の涙を引き出したのはやはり杉ちゃんの全力の泣きだったか。えっ、私は杉ちゃんと料理研究家のコンビ愛に泣いていたのだろうか????(混乱)
そして萌子さんの「抱きしめていいですか」。
えっ 今!? い、いま!?
てっきり両方とも抱きしめるのかと思いきや、黄氏は!?!?!?!?!?
りんごの木とか黄氏からしたら知らねえよ、でしかない……
私が黄氏なら薔薇を置いて帰る。ちょっと早めの最終回で良いのでは?だめ?
気付いたら5,000字書いている。
エピソード8について、もうあまり書く気がしていないが3点だけ。(書くんかい)
● 初回で萌子さんと会話することもなく脱落した2名の名前を憶えていた萌子さん、やはり素敵すぎる。何度目かわからないがまた惚れ直す。
● 夕日がきれいだという話。夫の推測だが、「男たちが私を取り合っているこの最強に楽しいシチュエーションで見る景色は曇っていようがなんだろうが美しいわ!」。本人は無意識だとしても、これかな。選ばないといけなくてなおかつカメラも何台も回っている前で、景色を楽しむ余裕のある萌子さんステキ。
● ローズが「実はまだ母親に伝えられていない」とサプライズをぶち込んできた。これは気をつけないといけない、彼はここにきても「おかあさん」と言う。ローズを責めているのではなく、これは圧倒的な日本とブラジルのお国柄の違いだろうか。
そしてもう一度フッてくださいという。うわ、私なら、こんなこと言われたらむしろこれで惚れちゃう。杉ちゃんを選んだ結果なんやかんやうまくいかずに気付いたらインスタで「話し合いの結果ローズさんとお付き合いをさせていただいております」パターンがありそうで怖い。なんだ、バチェラー3の話なんかしていないぞ、あくまでバチェロレッテ略
ローズを見る萌子さんの顔が乙女なんだなぁ。ローズと付き合った後で、杉ちゃんと結婚したいとかいうワガママを神様かなえてくれないかなぁ、ダメか。
ローズ義母が「あなたの幸せを祈るわ」と萌子さんのために涙を流してくれるが、うん、結婚したら「ローズのためにも●●しなさい!」と息子用メイド扱いしてくる義母になりそうな予感が。ただ、画面でしか見ていないので私の根も葉もない推測はこのあたりにしておく。
私なら杉ちゃん一択だが、そもそも私ならエピソード1で杉ちゃんを落としているので、これが萌子さんの千里眼であって、バチェロレッテの面白いところ。
来る最終回を楽しみに過ごしたい。今週もお付き合いいただいたあなたにローズを。受け取っていただけますか?(つづく)
2020/10/23 こさい たろ
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