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【映画】インサイドヘッド2を観た感想

これが初投稿。

公開日が待ち遠おしくて観た映画は久しぶり。
まさかここまで好きになるとは思ってもいなかった。
前作を初めて観た時に

これって本当に子供向け映画なの!?

と感じたのが懐かしい。それくらい印象に残っている作品。
だからこそ、続編が公開されると知った時はすごく嬉しかった。
「ヨロコビ」が爆発した!!


まず、映画の感情達の動きとして自分なりに説明する(ネタバレ)と、、
今まではヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの5つの感情で上手くやっていた。ライリー(主人公の女の子)は良い人で上手くやっていた。嫌な思い出は全て遠くに飛ばしていた。
それがある日突然、思春期ランプが光って大人になるための新しい感情が現れた。
シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシの4つの感情。
最初の5つの感情とは話が合わず5つの感情は遠くに飛ばされて閉じ込められてしまう。
特にシンパイの行動が強く最初でこそ上手くいっていたものの収拾がつかなくなり…
最終的にヨロコビがシンパイを止めて最悪の状況を感情みんなで乗り越える。


さて、映画の感想として続編もすっごく感動した。ボロボロ泣いた。。
感情移入しながら観ていた。疑問に感じたこともあった。

そういえば、いつから心配をするようになったんだろう。
恥ずかしくてその場から逃げたいと思うようになったんだろう。

小さい頃の記憶は毎日が新鮮で今起きていることに全力で恥ずかしがることもなく怒ったり泣いたり笑ったり感情に素直に動いていた。
好き嫌いがはっきりしていてライリーのように嫌な思い出は全部思い出さないようにしまっていたと思う。

なのに気がつけば心配して未来のことを考えて過ぎてしまう。

あの子と仲良くなりたい。
あの人みたいになりたい。
誰にも嫌われたくない。
みんなに良い顔をしたい。
親と一緒に行動するのが恥ずかしい。
こうした感情が”思春期”なんだなと気がついた。

これらの感情が行動として
自分の気持ちを素直に伝えることができずに辛くなってしまう。
思っていないことを口走って誰かを傷つけてしまう。
周りが見えなくなり自分の愚かさに胸が苦しくなる。

15歳位(ライリー)の年齢じゃ何が正しくて何が間違っているかなんてわかるはずもないよね。大人になっても完璧なんて無理な話。

でもそれは全部今の自分を守るための感情からくる行動だったんだなと気がついた時に涙がボロボロ。。

色んな出来事を経験して色んな感情を抱いて、ようやく良い思い出だけじゃなく嫌な思い出も大事。
そうした思い出の一つ一つが経験となって性格を作り上げていく。
ありのままの自分を少しづつ受け入れられるようになって人格が出来上がってきて大人に近づいていく。何事も経験なんだな〜と感じた。

大人になった今でも受け入れられない自分もいるから人生って死ぬまでずっと思春期みたいだなって思った。
因みに大人の思春期は「自己再発見の時期」と呼ばれるみたい。

最後に、この映画は色んな世代の人に響く作品だと思う。
自分にはまだ子供はいないが、結婚して子供ができて、その子が12歳くらいになったら一緒に観たい映画ベスト5に入ると思う。

終わり

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