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自分で考え、自分でやってみることで自分の価値観が形成される
#コンヒラ #失敗 #生意気 #異見 #意見 #しくじり #経験
今朝の朝礼は、貿易チーム営業の入社4年目のAさんによる「思考」に関する話で、Sさん自身の思考紹介でした。Aさんのスピーチ視点は、哲学的一面もあり、私はいままでなかった視点なので面白かったです。Aさんの画面スクショつけておきます。
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ただAさんの話から重要だなと改めて思ったのは「自分で考え、自分でやってみる。その試行錯誤と悩みの中で、自分なりの答え(思考)が段々形成されていく」というお話です。
Aさんの朝礼に対し、私から以下のコメントを社内にシェアさせていただきました。あくまで社内向けの表現になっているのでご承知おき願います。
Aさんのスピーチを聞いて振り返ると、私は20代生意気で、先輩や上司の言うことに対して、いつも「俺はこう思う」と言い返したり、勉強会でも講師にくってかかるようなタイプでした。
でもいま52歳になって、その当時から知っている同世代をみると、「自分の意見をもち、自分から動く人。」は何年後かには、たとえその時は周りから理解されなかったり、鬱陶しいと思われていても、何かしらの成果、名前がでて色々な意味で影響を与え、名前が通り、誰かから相談をされるようになっていると気づきました。
そして逆に、若いころに物分かりは良いが、自分では何も考えないタイプは、若いころは上司・先輩から重宝がられてかわいがられるんですが、年を取った時に自分で悩んで、思考して、自分で動いてというプロセスが経験から抜けているので、後輩から相談を受けた時に「自分の体験(多くは失敗経験)」からしかできないアドバイスができず、「それらしい表面的なアドバイス」しかできなくなるようです。
最近も社外の勉強会に参加してて思うのは、20~30代の若手経営者に相談された時、昔勉強会で、良くも悪くも浮いていた経営者は、年を取ってかなり具体的なアドバイスが自分の体験(多くは失敗体験)からできるのに、自分で若いころ思考して動いてこなかった経営者は、「**さん(多くは有名人)はこう言っていた」としか言えないということです。
この場合、若手経営者は、やはり「具体的に自分で試行して、自分で行動して(たくさん失敗もして)きた経営者の言葉」の方が納得感があるので、ますます若手は相談に来ますが、「**さんはこう言っていた」と答えるタイプの経営者は、だんだん若手は「うーん。それっぽいこと言ってるんだけど、結局なにいってるかわからない」と若手経営者は離れていってしまっています。
今日のAさんの朝礼をきいて、コンヒラ社内でも同じことが起きてるなと感じました。ちょっときつく感じるコメントかもしれませんが、私が社会人で26年生きてきて、Aさんの朝礼で気づいた「法則」のような気がするので、敢えてシェアさせていただきます。