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能力には哲学を、哲学には能力を。営業には強い武器を。

#コンヒラ #盛心塾神戸 #稲盛和夫 #稲盛デジタル図書館 #哲学 #能力

6月の盛心塾神戸の勉強会で使う、稲盛デジタル図書館のコメントをするよう依頼があったため、事前予習のため聴講しました。
聴講講義は「企業を発展に導く営業哲学とは、また営業の人格と能力について」

今回の学びと自分なりの解釈は以下です。


フィロソフィ(人間性)が高まっても、能力(売る力、儲ける、マネージメントするなど)との関連性は実はあまり強くなく極端に言えば関連性が無い場合もある。そのためフィロソフィを高めれば、自動的に能力が伸びるわけではない。

才能、能力だけで成果を上げる人に、フィロソフィがないとその成功はとても脆く危険。だから才能・能力のある人こそフィロソフィが必要。

逆にフィロソフィがあっても、成果を出すという才能・能力が弱い人には、高い成果を出す才能・能力を持ったほかの社員のやり方を学び、身に付けてもらう。

つまり稲盛氏の有名な公式「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」の中で、弱い項目はチャンと直視して高めていくことが必要。バランスが大事で、どこかの項目に極端に偏るのはだめ。

今回のお話の中ではもう一点重要なことを言われています。
塾生から「やる気があれば、技術、製品が無くても売れる。どうやって社員にやる気を持たせればよいか?」とう質問に対して、稲盛氏の回答は明快で「新しい武器、強い武器(技術、サービス)がなければ、やる気だけでは注文は取れない。ただし、良い武器があるだけでは注文は来ない。良い武器でも積極的に売り込んでこそ初めて売れる。」といわれています。
つまり、ニーズにマッチした強い製品・サービスを開発したり、発掘せずに「売れ売れ」と社員を追い込んでも売れない。「チャンと開発、企画をしなさい。それから初めて売り込みなさい。」と私は解釈しました。

能力には哲学を、哲学には能力を。営業には強い武器を。byコンヒラsince1973

https://www.inamori-dl.jp/

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