相手の立場に立って考えるby土光敏夫
今朝の朝礼は、書籍のシェアをしました。
たぶん、社員は「最近、社長、学校の校長みたいなこと話してるな」と思っていると想像しています。
現在「働きがいの向上」に取りくんでいますが、働きがいの向上を目指していくと、どうも「あいての希望」を把握することが大事だと気づき始めました。これはネッツトヨタ南国の横田会長も「きみはどう思う?」と「対手の声を聴いて把握すること」が働きがいを向上するために必要だと言われていました。
偶然に土光敏夫氏の書籍をパラパラっと見る機会があったのですが、全くおんなじことが書かれていてびっくりしました。土光敏夫は昔から有名でしたが、言っていることが学校で言っている道徳と同じで「ふーん」と思う程度でしたが、やっと「すごいこと言ってるんだ」と気づきました。
土光敏夫氏が書かれているのは以下でした。
「相互信頼を本物にするために、まず自分自身が他から『信頼される人』になろうと努めよ。信頼を相手に要求してはならない」
ただ、この「相手の立場になって考える」は考えても分からない場合があります。また相手に聞いても「本音を言わない」ことも多いです。人間関係ができてなければなおさらだと思います。だから、まずこちらから「信頼される人になる五カ条」をすることで、相手に信頼してもらい、信頼されるから「相手の本音」も徐々に話してくれるようになり、その相手の希望が分かるから、更に相手の立場で考えることができるという循環をまわせると思いました。
相手の立場に立って考えるby土光敏夫