#28 魚を食べたい欲が止まらなくなったので
打ち合わせに熱心になり、誰よりも長く話した結果、昼休みをがっつり過ぎてしまい、昼飯時間を失ってしまう。
こうなればあとはどうなるか。
食欲が溜まる一方である。(性欲みたいに言うな
それに加えて、そのまま夕飯時に帰ってきたら、飯のことで頭は満たされ、他のことを考える余地は一切ない。
肉か、魚か、野菜か、酒と米、どう食べるかの戦略を練る。
そこで見つけたのは魚屋のTwitter。
「豊後あじ、さば」の文字。
口の中は生姜醤油でアジを食べるシミュレーションまでできた。
完全試合に一歩近づく。
しかし、店に入ると展開は相手のペースになった。
「お兄さん!シマアジあるよ!」
なんとここで、ねっとりとしつつも程よい脂のシマアジがっ。
日本酒でキメることが浮かび、試合終了。
なされるがまま、マグロ(大トロ)もしたがえ(!)帰宅し、調理という第二試合。笑
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帰ってきたら、すぐに調理開始。
まるでみち子さんに飛びつく、合体前のはまちゃんのように。(わかるか!
頭とカマは塩焼き!塩を振って臭み取り!
頭を焼く前に味噌汁用にアラを焼く。
焼いたアラをぶち込み、お出汁に活用。
シマアジと豊後アジの刺身。
アジの一部はなめろうに転用。
塩焼きばっちり!味噌汁も美味!
日本酒「菊姫 先一杯」が予告先発。笑
いただきます!!!
シマアジのねっとりとした脂、日本酒の米の香りと旨味、コク。
なめろうの塩気とさらに日本酒。
もうね、タマランチ会長。
試合の主導権は終始こちらが握り、完全試合を達成。
いい試合運びだったことを評価しつつも、サバの方の光物欲が今度は収まらなくなりそうなので、次回開催に課題を残す結果となった。
「まぁ、シマアジの登場はね、予想外ではあったんですが、その後の試合運びは終始ペースを取れたんでね。次回は意思を固く持って戦いたいと思います。」
以上、ヒーローインタビューでした。
いい試合展開でした。また明日!
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