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太郎の映画感想その10 天才VSFBI DEATH NOTE


はじめに

こんにちは。太郎です。
最近風邪が流行ってますね。かくいう私も多分風邪引きました。こういう時は寝た方が早く治ると言われていますがそんな何時間も眠れないので折角だから映画を観ようと。
今回観るのは藤原竜也さん主演で2006年公開の「DEATH NOTE」です。
最近YouTubeでこの映画と(ドラマ版)のショートが流れてくるんですよ。これがまぁ面白い。
なのでこの機会に本編見ちゃおうということでこの映画をチョイスしました。
ちなみにデスノートは昔漫画を読んだことがあるのですが、もう何年も前なので忘れてますね。なので新鮮な気持ちで観れると思います。では、行ってきます。

感想

ただ今観終わりました。いやー面白かった!
この映画2時間ほどあるのですが密度が凄くて実際の時間より(いい意味で)長く感じられました。本作は始まりから美空ナオミのところまでですが、確か南空ナオミのところってかなり序盤ですよね。しかも展開が全然違う。
原作が12巻で、実写映画のシリーズがスピンオフ除いて3本?らしいので後2作は結構駆け足で行くのでしょうかね?いずれにしても、あんな短い間の出来事に尺丸々一本使ってしまうとは…
本作は月とレイ・ペンバー、南空ナオミとの駆け引きが主で、月とLがぶつかることはほぼありませんでした。せいぜいLが一方的に月をマークしてた程度です。月が犯罪者だけを殺す殺人鬼から、保身のために罪の無い捜査官を殺害するクレイジーな大量殺人犯に変貌する過程は、月を愛していた詩織や、信じてくれた父親のことを思うと胸が締め付けられました。
クライマックスも月とLが対面するところで幕を閉じましたが、BGMも相まってめちゃくちゃ盛り上がりました。
序盤、月が六法の本をガラクタの山に投げつけたのが印象的でした。この時捨てた六法の本が「白」その直後に拾ったノートの色は「黒」と、対比になってるのが、月がスターウォーズでいう光明面から暗黒面に堕ちたのを表しているようで。
俳優さんのチョイスも素晴らしかったなと思いました。特に、主人公夜神月を演じた藤原竜也さん。ビジュアルは原作と比べるとだいぶ違いますが、まぁ違和感がない。「演じている」って感じが全く伝わってこないほど自然。なんというか、原作とは別の夜神月像を自ら作り上げているというか。
夜神総一郎役の鹿賀丈史さんも素晴らしかったです。あの渋さを出せる方って日本に何人いるのでしょうかね?捜査本部長としての正義感や父親としての威厳が伝わってきましたね。
不満点を強いて挙げるとするならば、モブの演技が大根なことですかね。ネームドキャラの演技は良かったのですが、その分シブタクの取り巻きやモブの刑事さんたちの演技があまりにも浮すぎと感じました。

さいごに

日本の実写化映画は駄作と言われる中、そんなジンクスを破り高評価の本作。その評判に偽りなく非常に面白かったです。これを機に、実写シリーズ全作観終わったら原作を読み返そうかな。
ここまで読んでいただきありがとうございました。また会う日まで、それでは。

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