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おかえりなさい

 3年ちょい、noteでの交流を楽しませていただいています。積極的に交流相手を増やすことはせず、ゆるりとした感じです。

 この期間に、交流している方の投稿が「止まる」ことを何度か体験しました。
・宣言して投稿を止める方
・黙して投稿を止める方
・アカウントを削除する方

 淋しく、残念ではありますが、「自由であることがnoteの最大の魅力」と考えており、「止める自由」も尊重したく、「淋しい」とか「残念」とかの気持ちは外に出さないように心がけています。

 ただ、noteを離れた方が戻ってきた時に
「おかえりなさい、お待ちしていました」
という心を持ち続けたい、
「あのおじさん、まだnoteにいたんだ」
と笑ってもらえたら嬉しいと、この街に居続けています。

 毎日投稿も、スキ数も、フォロワー数も追いかけることなく、note街の片隅で、価値観の合う方と交流しながら、駄文を投稿したり、お題に挑戦したり、この街を楽しみながら居続けたいのです。

 最近は、「毎週ショーショートnote」や「シロクマ文芸部」さんに積極的に投稿して、楽しませていただいています。
 テーマに沿って、「書いて楽しく、読んで楽しい」という贅沢を堪能しており、運営されているお二人に敬意と感謝を抱いています。

 さて、先日開催された「文学フリマ東京36」で、数人の方から
「福島文学とは」
という問いかけをいただきました。出店前には
「読むと 福島が 好きになる」
を一つの解としていましたが、さらに現場で考えを深め
「福島の過去現在未来 福島に生きる方へ 敬意と感謝を伝える物語」
ですとか
「福島を舞台とした 人間賛歌」
ということを考えたりしていました。

 福島文学の「原点」は「黒田製作所物語」になりまして、最後にこのようなフレーズで結んでいます。

 この物語はフィクションである。しかし、高い志を持ち、日本を支えた中小企業の方々が存在し続けることは、紛れも無い真実である。

福島太郎著:黒田製作所物語

 そして、最新作「スプラウト」の結びがこちらです。

 この物語はフィクションです。しかし、高い志を持ち、日本を支える農家の方々が存在し続けることは、紛れも無い真実です。
 そして、郡山市で三百年に渡り、農業を営む家族がいることも。
 本書は偉大な日本の農家さんに、心からの感謝を伝えたく上梓しました。

福島太郎著:スプラウト

 表現は変化していますが、私、福島太郎、そして福島文学の根底にあるものは、福島にある「真実」・「志」であり、私が抱く「敬意・感謝」になろうかと考えています。
 地域性、歴史の中にある「真実・志・敬意・感謝」を込めた「人間賛歌」、それが「福島文学」なのだと考えています。

 文学フリマ東京36に参加したことで、自分の考えを深める機会をいただけたことに感謝です。

 6月18日の文学フリマ岩手8におきましては、胸を張り「福島文学」を説明してまいりたいと考えています。
 
 なお、拙著「恋する旅人」は、創作物語では1作だけ「東京がメイン舞台の物語」になります。
 そして、主人公 西野のモデルの方は、岩手出身の方、歌が上手で、猫が大好きで、愛情深く優しい、岩手出身の「せれーのさん」なのです。

 このため、文学フリマ岩手8に「恋する旅人」を持参することは、「里帰り」させるような気持ちでいます。
 来場してくださる方に「おかえりなさい」という気持ちを抱いていただけたら嬉しいです。
 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08S7DQLST/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i3

 なお、その他の作品は、こちらからお願いします。




 

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。